2023年8月24日

福島第1原発の処理水 海洋放出開始

東京電力は福島第1原発の処理水の海洋放出をはじめた。放出の完了まで30~40年かかる見通し。原発事故から続いている廃炉作業の転換点となる。

2023年8月19日

アメリカで日米韓首脳会談 開催

岸田総理大臣はアメリカを訪問し、バイデン大統領、韓国の尹大統領と日米韓首脳会談を行った。3人の首脳は「日米韓パートナーシップの新時代」を宣言、連携強化を示した。

2023年8月15日

78回目 「終戦の日」

1945年の日本における第二次世界大戦の終結の日から78回目となる「終戦の日」を迎えた。戦争で亡くなった人を追悼し、全国戦没者追悼式が開かれた。

2023年8月12日

米ハワイ山火事 1000人安否不明

アメリカのハワイ州マウイ島で発生している山火事の死者が計93人に達し、約1000人が安否不明とされている。アメリカで過去100年の間に起きた山火事の中で最大の被害となり、さらに犠牲者が増える恐れがある。

2023年8月6日

長崎「原爆の日」 被爆78年

長崎に原爆が投下されてから78回目となる「原爆の日」を迎えた。例年、長崎市の平和公園で行われる平和祈念式典は、台風のため一般参列なしで屋内開催となった。

2023年8月6日

広島「原爆の日」 被爆78年

広島に原爆が投下されてから78回目となる「原爆の日」を迎えた。広島市の平和記念式典には、各地の被爆者や遺族、岸田文雄首相、海外から過去最多となる世界111ヵ国とEUの代表が参列した。

2023年8月1日

ニジェール首都 渡航中止勧告

西アフリカのニジェールでは、軍によるクーデターで大統領が拘束された。このような状況から外務省は、首都ニアメーの危険レベルを4段階の中で2番目に高い「渡航中止勧告」に引き上げた。

2023年8月1日

富士山 山頂登山者数を規制へ

山梨県は、富士山の登山者の増加による事故防止のため、山頂付近が混雑した場合、登山者数の規制を行う方針を明らかにした。

2023年7月28日

高浜原発1号機 12年ぶりの再稼働

福井県にある高浜原発1号機が12年ぶりに再稼働した。国内にある原発の中で一番古く、運転期間が60年を超える可能性がある。

2023年7月19日

第169回 芥川賞・直木賞 発表

芥川賞・直木賞が発表され、芥川賞には市川沙央さんの「ハンチバック」、直木賞には垣根涼介さんの「極楽征夷大将軍」と、永井紗耶子さんの「木挽町のあだ討ち」が選ばれた。

2023年7月18日

LNG市場安定へ協力

カタールのドーハで岸田文雄首相とタミム首長が会談した。液化天然ガス(LNG)などエネルギー市場の安定化に向けて協力することで合意した。

2023年7月13日

小田凱人 グランドスラム連続優勝

ウィンブルドン選手権車いすの部で小田凱人が初優勝を果たした。6月全仏オープンでの男子同種目の最年少優勝に続いて、4大大会2勝目となる。

2023年7月13日

パリ五輪への招待 ロシア・ベラルーシを除外

国際オリンピック委員会(IOC)は、各国委員会へのパリ五輪招待状送付先からロシアやベラルーシなどを除外すると発表した。

2023年7月10日

スウェーデンNATO加盟へ

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が、スウェーデンのNATO加盟についてトルコが支持する方針に転じたことを明らかにした。

2023年7月7日

クラスター弾の供与を発表

アメリカの国防総省は、ウクライナへの新たな軍事支援の中にクラスター弾の供与を盛り込んだ。クラスター弾は不発弾が紛争後も被害を及ぼすため、日本を含む100カ国以上が加盟するオスロ条約で使用や製造が禁止されている。アメリカ、ウクライナ、ロシアはこの条約に参加していない。

2023年7月4日

福島原発「処理水」海洋放出計画

国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は、福島原発「処理水」海洋放出計画について「国際的安全基準に合致している」との報告書を公表した。人・環境への影響について「無視できるレベル」と評価した。

2023年6月25日

ワグネルが反旗

ウクライナ侵攻で重要な役割を果たしてきたロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏が、自国軍に反旗をひるがえした。ロシアにとって、ウクライナ軍の反転攻勢への防衛を迫られる中での身内の反乱となった。プーチン政権が「特別軍事作戦」と呼ぶ侵略戦争は、ロシアの混乱に拍車をかけている。

2023年6月24日

新紙幣発行へ

財務省と日本銀行が2024年7月に、20年ぶりにデザインを一新した新紙幣を発行することがわかった。1万円札が渋沢栄一、5千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎で、世界初となる偽造防止技術を採用する。

2023年6月21日

中国の気球問題

総務省は、NHKの地上波のみを視聴できる「地上契約」の受信料を月額125円値下げすることを認めると発表した。「衛星契約」も月額220円値下げする。親元を離れて暮らす被扶養の学生も新たに徴収を全額免除する。10月1日から適用し、値下げは20年10月以来3年ぶり。

2023年6月18日

中国の気球問題

米国のブリンケン国務長官は、中国を訪れ、秦剛国務委員兼外相と会談した。中国の気球がアメリカ本土に飛来した問題で延期していた訪中が、約4カ月遅れて実現した。悪化が続く米中関係の安定を目指し、首脳会談も視野に入れた対話の再開を図る狙いがある。

2023年6月16日

としまえんにハリー・ポッター開業

2020年に閉園した「としまえん」の跡地に作られた、映画「ハリー・ポッター」の世界観を味わえるエンターテインメント施設が開業した。

2023年6月13日

異次元の少子化の方針を閣議決定

政府は「異次元の少子化対策」の実現に向けた「こども未来戦略方針」を閣議で決定した。児童手当の拡充について、2024年10月分から実施すると表明した。出産費用の保険適用は26年度から導入するとした。

2023年6月7日

吉野ヶ里遺跡の発掘

性的少数者に対する理解を広めるための「LGBT理解増進法案」について、与野党は9日に国会審議に入ることで合意した。与党である自民・公明党案のほか立憲民主・共産・社民党案、日本維新の会・国民民主党案の3案があり、横並びで審議する。同種の法案が3種並ぶのは異例のことだが、自民は与党案を採決する構えで、今国会中に成立する可能性が出てきた。

2023年6月5日

吉野ヶ里遺跡の発掘

弥生時代の大集落、吉野ヶ里遺跡(佐賀県)で新たに見つかった石棺墓の蓋(ふた)を開く作業を行い、内部に赤色顔料が残っていることなどを確認した。邪馬台国時代と重なる弥生後期、「魏志倭人伝」が記す「クニ」を治めた首長の墓の可能性があり、今後、副葬品の有無などを調べる。

2023年6月2日

線状降水帯が発生

台風から暖かく湿った空気が梅雨前線に流れ込み、全国の広い範囲で線状降水帯が発生し、雷雨を伴う激しい雨が降り続いた。気象庁は「顕著な大雨に関する情報」を発表して災害や洪水への警戒を呼びかけた。

2023年6月1日

藤井聡太名人に

将棋の藤井聡太竜王が、20歳10カ月で初の名人位を獲得した。谷川浩司十七世名人が1983年に達成していた名人獲得の最年少記録(21歳2カ月)を40年ぶりに更新し、1996年に羽生善治九段が成し遂げた七冠全冠制覇以来、史上2人目の七冠も最年少で達成した。

2023年5月30日

NATOの連絡事務所を東京に

冷戦のさなかにソ連に対抗するためにできた軍事同盟である北大西洋条約機構(NATO)ができた。欧米の31カ国が参加するNATOがアジアで初めて東京に連絡事務所を置く方向で、日本政府と協議をしていることが明らかになった。

2023年5月26日

藤井聡太叡王防衛成功

将棋の藤井聡太叡王=竜王・王位・棋王・王将・棋聖と合わせ六冠=が、第8期叡王戦五番勝負の第4局で、同一局面が4度繰り返される引き分け「千日手」が、2度成立する激闘を制しシリーズ成績3勝1敗で叡王のタイトルを防衛した。

2023年5月26日

円安の加速

米ニューヨーク外国為替市場で円安が進み、一時、約6カ月ぶりに1ドル=140円台に下落した。日本の物価高を長期化させる可能性が出てきている。背景には、インフレを抑えるための米国の利上げと、大規模な金融緩和策を続ける日本との違いが意識されたことが挙げられる。

2023年5月26日

23年度の大卒就職率

文部科学省と厚生労働省によると、2023年春に大学を卒業した人の就職率は97.3%で3年ぶりに前年を上回った。新型コロナウイルス流行前の水準に近づいた。コロナ禍で採用を絞っていた業界が採用数を増やし、24年卒の就職活動は就活生の数より企業の求人数が多い売り手市場の傾向がさらに強まっている。

2023年5月23日

異次元の少子化対策の調整

岸田文雄首相が掲げる「異次元の少子化対策」を巡り、政府は児童手当について、新たに18歳まで月1万円を支給する方向で調整に入った。現在は中学生までとなっている支給対象を拡大する。

2023年5月22日

富岳が世界1位

理化学研究所計算科学研究センター(神戸市)にあるスーパーコンピューター「富岳」が、22日に発表されたスパコンの性能の世界ランキングで、2部門で1位を維持した。計算速度に関するランキングでは、昨年と同じ2位だった。富岳は理研と富士通が開発し、2021年3月に本格稼働している。

2023年5月19日

G7サミット開始

主要7カ国首脳会議(G7サミット)が広島で始まった。7カ国は、フランス・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・イタリア・カナダのことで、「G7サミット」はこれらの国に欧州連合(EU)を加えた首脳が参加する会合のこと。

2023年5月17日

10月からインボイス制度開始

関東や東北では35℃以上の猛暑日となり、記録的な暑さになる一方、沖縄地方と奄美地方では今年全国で初めて梅雨入りが発表された。

2023年5月17日

10月からインボイス制度開始

米グーグルは2年間使われていないグーグルアカウントを今年12月から削除すると公表した。なりすましなどの不正行為を防ぐことが目的としている。

2023年5月17日

10月からインボイス制度開始

10月から始まる消費税のインボイス制度について、公正取引委員会は17日、仕入れ時の税額が控除される「発注事業者」が、取引先に対して消費税分を差し引いた価格で納めるよう求めた事例があったと発表した。公取委は独占禁止法違反(優越的地位の乱用)につながるおそれがあるとして、約10社に対して注意をした。

2023年5月16日

電気料金の値上げ了承

日本の電力7社が火力発電に使う天然ガスなどの価格が高騰し、財務体質が悪化しているなどとして、電気料金の値上げを国に申請していた。政府は値上げを了承し、各社の平均で、15%余りから39%余りの値上げ幅になり、6月の使用分から値上げが実施される見通し。

2023年5月8日

トヨタが営業利益過去最高へ

トヨタ自動車は2024年3月期の業績予想で、売上高を38兆円(前年同期比2.3%増)、営業利益を3兆円(同10・1%増)とした。達成すれば、日本企業として過去最高。自動車生産に必要な半導体の不足が徐々に正常化する見通しで、販売の増加を織り込んだ結果となる。

2023年5月8日

LGBT法案可決へ

性的少数者への理解を広めるLGBT法案について、自民党は週内にも党内手続きを終え、19日開幕のG7サミット(主要7カ国首脳会議)の前に国会に提出する意向。

2023年5月6日

英国で戴冠式

昨年のエリザベス女王の死去に伴い、即位したイギリスのチャールズ国王の戴冠式が、ロンドン中心部のウェストミンスター寺院で開かれた。日本からは皇族の秋篠宮ご夫妻が参列した。

2023年5月5日

能登沖でM6.3の地震

5日午後2時42分ごろ、石川県能登地方を震源とする強い地震があった。気象庁によると、同地方で震度6強を観測した。震源の深さは約10キロ。地震の規模を示すマグニチュードは6.3と推定される。

2023年5月2日

自衛隊ヘリのフライトレコーダー回収

沖縄県宮古島沖で4月6日に消息を絶っていた陸上自衛隊のヘリの機体主要部分が、民間船舶のクレーンで引き揚げられた。事故時の状況を記録したフライトデータレコーダーが回収されたとされる。

2023年4月29日

生成AI私用の表示義務づけへ

EU(欧州連合)はChatGPTなど生成AIが作り出した文章や画像に「生成AIが作ったものだという表示」を義務づける考えを明らかにした。偽情報の拡散やプライバシー侵害への懸念が高まっている。

2023年4月28日

佐々木投手165キロを記録

千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が、京セラドームでのオリックス戦に先発し、プロ野球の日本選手最速タイとなる165キロの投球を記録した。

2023年4月27日

コロナウイルスの分類が5類へ

2025年の大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会が、大人(18歳以上65歳未満)の当日券を開幕後に買う場合の入場券(普通券)の価格を税込み8000円とする方向で検討していることがわかった。

2023年4月24日

日本がホワイト国へ復帰

韓国政府は、輸出手続きを簡略化できる優遇国いわゆるホワイト国に、日本を復帰させた。日韓両国は関係が悪化していた2019年、互いを輸出管理の優遇対象であるホワイト国から外していた。

2023年4月16日

コロナウイルスの分類が5類へ

新型コロナの感染症法上の分類が2類から5類に変更されることを受け、衆院議院運営委員会は、本会議や委員会への出席議員数を制限していた対応を、5月8日からやめることを決めた。

2023年4月16日

スペースXのロケット空中爆発

イーロン・マスク氏が創業した米宇宙企業スペースXは、テキサス州ボカチカで新たに開発中の史上最大のロケットと宇宙船スターシップを打ち上げたが、空中で爆発したとのこと。

2023年4月16日

自転車運転時ヘルメット着用へ

改正道路交通法の施行で4月から自転車運転時のヘルメット着用が努力義務になった。自転車で事故に巻き込まれて死傷する人にヘルメットの未着用が多く、致命傷の部位は頭部が大半のためとしている。警察は全国各地で「命を守るために必ず着用してほしい」と呼びかけている。

2023年4月15日

2度目の首相襲撃事件

和歌山市の雑賀崎漁港で、衆院補選の応援演説で訪れていた岸田文雄首相の近くに筒状のものが投げ込まれ爆発した。首相にけがはなかったが、和歌山県警は現場で取り押さえた男性を威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕した。

2023年4月14日

IR構想に進展

カジノを含むIR(統合型リゾート)について、斉藤鉄夫国土交通相は、大阪府と大阪市の整備計画を認定した。長崎県の計画は継続審査とするとしている。

2023年4月11日

秋篠宮ご夫妻が戴冠式参列へ

政府は、皇族の秋篠宮ご夫妻が英国のチャールズ国王の戴冠式に参列するため、同国を訪問することを了解した。天皇陛下に代わってご夫妻が参列することとなる。

2023年4月10日

植田和男氏が日本銀行総裁に就任

日本銀行の新たな総裁に就任した植田和男氏が記者会見した。「前体制からの大規模緩和を継続する」と述べ、黒田東彦前総裁の下で続けてきた金融緩和路線を当面は続ける考えを示した。

2023年4月4日

フィンランドがNATO加盟へ

NATO(北大西洋条約機構)はブリュッセルの本部で外相会合を開き、フィンランドを31カ国目の加盟国として正式に迎えた。NATOの拡大は、2020年の北マケドニアの加盟以来。

2023年4月2日

坂本龍一さん死去

音楽グループYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の坂本龍一さんが死去した。同氏は、映画「ラストエンペラー」で米アカデミー賞作曲賞を受賞し、また映画「戦場のメリークリスマス」の音楽などで世界的人気のミュージシャンだった。

2023年4月1日

イタリアがChatGPTの使用を一時禁止

イタリアのデータ保護当局は、昨年11月公開の対話型AI(人工知能)ChatGPTの使用を一時的に禁止すると発表。膨大な個人データの収集が個人情報保護法に違反する疑いがあるためとしている。運営する米新興企業オープンAIは、約29億円の罰金を科される可能性がある。

2023年3月27日

JOLEDの民事再生手続き開始

ソニーグループとパナソニックホールディングスの大型テレビ向け有機EL事業を統合したJOLED(ジェイオーレッド)は、東京地裁に民事再生手続きの開始を申し立て、有機EL事業から事実上撤退することを明らかにした。技術開発部門は液晶大手のJDI(ジャパンディスプレイ)に引き継がれるが、製造拠点の2工場は閉じる方針とのこと。

2023年3月25日

サンマの漁獲量減少で合意

北太平洋の漁業資源の管理について話し合う北太平洋漁業委員会(NPFC)は、サンマの漁獲枠を今より約25%減らすことで合意した。今より規制が厳しくなるが、日本などが求めていた半減までは実現せず、実際に資源が回復するかは見通せないとのこと。

2023年3月22日

侍ジャパンが世界一を達成

第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、米マイアミのローンデポ・パークで日本対米国の決勝があり、栗山英樹監督率いる侍ジャパンが米国代表を3-2で破り、3大会ぶり3度目の世界一を達成した。なお、最優秀選手(MVP)には大谷翔平選手が選ばれた。

2023年3月15日

SVB破綻の影響が広がる

アメリカのシリコンバレーバンク(SVB)の経営破綻を受けて、スイスの金融大手クレディ・スイス・グループの株価が、一時前日比20%超で下落した。また、ドル円相場は一時、1ドル=132円台前半まで円高ドル安が進んだ。

2023年3月12日

若田光一さん無事帰還

国際宇宙ステーション(ISS)に約5カ月間滞在した宇宙飛行士の若田光一さんらを乗せた米スペースX社の宇宙船ドラゴン号が、地上に帰還した。若田さんは日本人最多の5回目となる宇宙飛行を終え、日本人の最年長記録と宇宙滞在の最長記録となった。

2023年3月11日

東日本大震災から12年

東日本大震災から12年を迎え、巨大地震、大津波、原発事故の複合災害で、関連死を含む死者・行方不明者は2万2212人に上ったとされている。地震が起きた14時46分には、各地で多くの人が犠牲者を悼んだ。

2023年3月9日

日韓のシャトル外交再開へ

日韓両政府は、両国の首脳が互いに相手国を訪問するシャトル外交を12年ぶりに再開する方向で最終調整している。岸田文雄首相と韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が今後の会談で合意する見通しとされている。

2023年3月6日

林外相がG20出席見送り

林芳正外相が参院の国会日程を理由に主要20カ国・地域(G20)外相会合への出席を見送ったことについて、自民党役員会で政府の根回し不足との指摘が相次いだ。

2023年3月5日

欧米でTikTok規制へ

中国発の動画投稿アプリTikTokの利用を制限する動きが欧米で広がっている。米議会では、米国民の利用を禁じる法案が下院の委員会で可決された他、米国や欧州連合(EU)では行政レベルで利用を禁じる動きが進む。これらは、利用者の情報がアプリを通じて中国政府に流出することへの懸念が高まっているためとされている。

2023年2月27日

ゆうちょ銀行株を売却へ

日本郵政は、子会社のゆうちょ銀行の株式の一部を、3月に売却すると発表した。売却するのは最大で10億8900万株で価格は未定だが、売却額は1兆円を超える可能性があるとしている。

2023年2月23日

MetaがAIを公開

アメリカのIT大手Metaは、対話や文章の生成ができる人工知能(AI)の新たな言語モデルLLaMAを公開すると発表。AI分野では、マイクロソフトが出資する対話型AIであるChatGPTが世界的な注目を集めており、米IT大手の競争が激化している。

2023年2月23日

天皇陛下が令和初の誕生日を迎えられる

天皇陛下は2月23日、63歳の誕生日を迎えられ、令和となって初めて天皇誕生日を祝う一般参賀が行われた。

2023年2月23日

藤井聡太竜王が優勝

将棋の朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント決勝が行われ、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖)が、渡辺明名人(棋王)に勝利し、2年ぶり4度目の優勝を果たした。

2023年2月21日

新startの履行を停止

ロシアのプーチン大統領は21日の演説で、米国との間の核軍縮合意である新戦略兵器削減条約(新start)の履行を停止すると述べた。

2023年2月18日

サル痘の名称はmpoxに決定

厚生労働省は、昨年、欧米を中心に拡大したウイルス感染症「サル痘」の新しい名称案を「mpox(エムポックス)」にする方針とした。世界保健機関WHOが昨年11月に変更を推奨したのに伴う措置だった。

2023年2月17日

豊田章一郎氏亡くなる

日本の次世代ロケットH3初号機は、種子島宇宙センターから17日午前に打ち上げ予定だったが、直前で打ち上げを中断した。中断の原因については、宇宙航空研究開発機構(JAXA)で調査中としている。

2023年2月15日

豊田章一郎氏亡くなる

トヨタ自動車を世界有数の自動車メーカーに成長させた名誉会長だった豊田章一郎氏が、心不全のため97歳で亡くなった。同氏は、トヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎氏の長男で、昭和56年に当時のトヨタ自動車販売の社長に就任した。

2023年2月11日

スペースジェットの開発中止へ

特定企業の機器に頼らない新しい通信網オープンランの研究開発を巡り、携帯電話大手であるNTTドコモと楽天モバイルが、イギリス企業などと連携する見通しとなった。

2023年2月7日

スペースジェットの開発中止へ

国産初のジェット旅客機として、三菱重工業が開発を進めてきたスペースジェットの開発中止が発表された。相次ぐトラブルなどにより、6回にわたって航空会社への機体の納入時期を延期するなど苦境が続いていた。

2023年2月7日

スペースジェットの開発中止へ

国産初のジェット旅客機として、三菱重工業が開発を進めてきたスペースジェットの開発中止が発表された。相次ぐトラブルなどにより、6回にわたって航空会社への機体の納入時期を延期するなど苦境が続いていた。

2023年2月6日

日産自動車がルノーと対等提携

日産自動車は、提携先の仏ルノー社とと互いに出資比率を対等にそろえることで最終合意したと発表。資本提携した1999年から実質的に続いてきたルノーの傘下という立場を脱することとなった。

2023年2月5日

愛知県知事選で現職知事が当選

現職と新人の合わせて6人の争いとなった愛知県知事選挙は、無所属の現職、大村秀章氏が4回目の当選を果たした。同氏は、去年開園したジブリパークを起爆剤とした観光振興や、スタートアップ企業への支援を通じた経済の活性化などを訴えた。

2023年2月3日

中国が未婚者による出生届の提出を認める

岸田文雄首相が掲げる「異次元の少子化対策」をめぐり、子どもが多い世帯ほど所得税の負担が軽くなる「N分N乗方式」が国会で取り上げられている。これは、フランスで導入され、少子化対策に効果があったと説明されている。

2023年2月1日

中国が未婚者による出生届の提出を認める

中国の四川省政府は2月15日から、未婚者による子どもの出生届の提出を認めるとした。これまでは「夫婦」のみが出生届を提出できるとしていたが、対象を「子どもを出産する全ての国民」に拡大した。中国政府はかつて、夫婦が産める子どもを原則1人に制限する「一人っ子政策」をとっていたが、少子高齢化が進み、2016年からは2人目、21年から3人目の出産を解禁している。

2023年1月27日

新型コロナ 5月8日に「5類」引き下げへ

岸田文雄首相は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを5月8日から季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げると表明した。現在の「新型インフルエンザ等感染症」では、治療や入院でかかる医療費などを公費でまかなってきたが、「5類」への変更で、自己負担が生じる。無料で実施されているワクチン接種は当面の間継続させるとしている。

2023年1月19日

中国61年ぶり人口減に転じる

中国政府は、去年末の時点の中国本土の人口が推計で14億1175万人と、前の年に比べて85万人減ったと発表した。中国の人口が減少に転じるのは61年ぶり。中国では急速な少子高齢化に伴う労働人口の減少などが社会問題となる中、長年続いたいわゆる「一人っ子政策」が7年前に廃止され、一昨年には3人までもうけられるよう緩和された。しかし、子育てにかかる経済的な負担が大きいことや価値観の変化から結婚や出産を望まない人も増えたため、少子化に歯止めがかからない状況が続いていた。

2023年1月10日

全国旅行支援が再開

全国旅行支援とは、旅行代金の割引と地域クーポンを付与する全国を対象とした観光需要喚起策のこと。「県民割」として近隣県を対象とした旅行が支援されてきたが、2022年10月から対象を全国に拡大し、遠方への旅行を促進する狙い。2023年1月10日から実施再開し、各都道府県の予算が無くなり次第終了予定。旅行割引は、旅行代金から20%割引(1人1泊あたりの上限あり)となる。

2023年1月3日

箱根駅伝駒澤大学が完全優勝

関東の大学対抗で競う99回目の箱根駅伝は、往路を制した駒澤大学がトップを譲らず、2年ぶり8回目の総合優勝を果たした。

2023年1月1日

日本が国連安全保障理事会の非常任理事国に

日本は2023年から2年間国連安全保障理事会の非常任理事国になった。国連の安全保障理事会は、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国の5つの常任理事国と、任期が2年で地域ごとに選出される10か国の非常任理事国の合わせて15か国で構成される。日本が非常任理事国になるのは12回目と国連加盟国の中で最多。

2022年12月20日

自転車のヘルメット着用年齢問わず努力義務に

自転車の事故が全国で相次ぐ中、利用者の安全を守るため、2023年4月から年齢を問わず自転車に乗るすべての人にヘルメットの着用が努力義務化される。自転車に乗る際のヘルメットの着用について、これまで法律では、13歳未満の子どもを対象に保護者が着用させるよう努めなければならないとされていた。着用は努力義務のため罰則などはない。

2022年11月15日

サッカーワールドカップ(カタール大会)が開幕

中東で初めてのサッカーワールドカップ(カタール大会)が開幕した。最多の優勝回数を誇るブラジルや前回大会優勝のフランスなど32チームが出場し、およそ1か月間にわたり試合が行われる。

2022年11月15日

世界の人口が80億人になる

世界の人口が80億人を突破した。人口の増加はインドやアフリカ諸国などで著しく、来年にはインドが中国を抜いて世界最多の人口になるとみられている。今後2050年までに人口が大幅に増加する国として、インド、ナイジェリア、パキスタン、コンゴ民主共和国、エチオピア、エジプト、フィリピン、タンザニアの8か国が挙げられる。

2022年11月8日

442年ぶり 皆既月食×天王星食

皆既月食

「皆既月食」と「天王星食」が同時に見られ、このような現象が日本で見られるのは442年ぶりとなった。次に日本で見られるのは322年後と予想され、きわめて珍しい天体ショーとして注目された。

2022年11月1日

「ジブリパーク」オープン

ジブリパーク

愛知県長久手市に11月1日スタジオジブリの世界を表現した「ジブリパーク」がオープンした。

2022年10月30日

オリックス26年ぶり5度目の日本一へ

東京ヤクルトスワローズとオリックス・バファローズによる「日本シリーズ2022」第7戦(4戦先勝)が30日、明治神宮野球場で開催された。大熱戦の末にオリックスが5-4で勝利。2敗1分から4連勝を飾り、26年ぶり5度目の日本一を達成した。

2022年10月25日

イギリス スナク元財務相 新首相に就任へ

スナク氏

イギリスのトラス首相の後任を決める与党・保守党の党首選挙で、スナク元財務相が党首に選ばれた。スナク氏はイギリスでは初のアジア系の首相となる。スナク氏は、市場の混乱を招いたトラス氏の減税策を批判していたことから、健全な財政運営を行い経済を安定させることができると期待する見方も出ている。

2022年10月25日

山際経済担当相後任に後藤前厚労相

岸田文雄首相は、山際大志郎前経済再生担当相の後任に後藤茂之前厚生労働相を起用する方針を固めた。

2022年10月10日

ノーベル賞受賞者発表2

ノーベル経済学賞;アメリカの中央銀行にあたるFRBの議長を務めたベン・バーナンキ氏など3人が選ばれた。
ノーベル平和賞;長年にわたり市民の基本的人権や権力を批判する権利を守る活動を続けてきた旧ソビエトのベラルーシの人権活動家と、ロシアとウクライナ、それぞれの人権団体が選ばれた。
ノーベル文学賞;みずからの体験をもとにした数多くの自伝小説を発表してきたフランスの作家、アニー・エルノー氏が選ばれた。
ノーベル化学賞;さまざまな分子の結合を効率的に行う「クリックケミストリー」と呼ばれる手法の開発などに携わった3人が選ばれた。
ノーベル物理学賞;「量子もつれ」という特殊な現象がおきることを示した3人が選ばれた。
ノーベル生理学・医学賞;「人類の進化」に関する研究で大きな貢献をした、ドイツの研究期間のスバンテ・ペーボ博士が選ばれた。

2022年10月3日

村上宗隆最終打席で王貞治超え56号

村上選手

ヤクルトの村上宗隆内野手が、今季最終戦で日本選手シーズン最多となる56号本塁打を放ち、王貞治の55本塁打を上回った。同時に当初の税込み1億円から同3億円にグレードアップした「3億円の家」も賞金として受け取った。

2022年9月26日

イタリア初の女性首相誕生へ

イタリアで総選挙が行われ、右派政党のメローニ党首が勝利宣言をした。10月末にもイタリア初の女性首相が誕生する見通し。メローニ党首は自国第一主義を掲げ、過去にEU(ヨーロッパ連合)に懐疑的な発言をしたことから、今後ウクライナ情勢などをめぐるヨーロッパの結束が揺らぐのではとの懸念も広がっている。

2022年9月13日

急速な円安進行

急速な円安が進行しており、一時は1ドル=144円99銭になり、1998年以来約24年ぶりの安値となった。 この円安は日米の金融政策の違いが主な原因とみられる。アメリカはインフレを抑え込むため、大幅な利上げで金融引き締めを行うのに対して、日本は新型コロナウイルス禍からの景気回復を下支えするため日銀が大規模金融緩和を続け金利を引き下げているためとみられる。そうした金融政策の違いから、アメリカと日本との間で金利差が拡大し、その結果円を売って高金利で運用に有利なドルを買う動きが活発になり、急速な円安へとつながったとみられている。

2022年9月10日

エリザベス女王死去

エリザベス女王

イギリスの君主として歴代最長となる70年にわたって在位してきたエリザベス女王が96歳で亡くなった。長男のチャールズ皇太子が国王に即位した。

2022年9月6日

イギリス新首相にリズ・トラス外相

トラス氏

イギリスのジョンソン首相の後任を選ぶ保守党の党首選挙でリズ・トラス外相が勝利した。イギリスでは3人目の女性首相の誕生となった。

2022年9月1日

防災の日

1923(大正12)年9月1日午前11時58分、マグニチュード7.9、関東地方一帯を襲った関東大震災が起き、約14万2800人以上の死者行方不明者、被災者への追悼の意味をこめて9月1日は防災の日となっている。

2022年8月31日

旧ソ連ゴルバチョフ元大統領死去

ゴルバチョフ氏

旧ソ連最後の最高指導者で、東西冷戦を終結に導いたミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領が30日、死去した。91歳だった。

2022年8月30日

京セラの創業者稲盛和夫氏死去

稲盛氏

京セラとKDDIの創業者で、日本航空(JAL)の経営再建にも尽くした稲盛和夫さんが老衰のため京都市内の自宅で死去した。90歳だった。亡くなった稲盛和夫京セラ名誉会長は私財200億円を投じてつくった財団を通じて、科学や芸術の支援にも力を入れていた。

2022年8月25日

デジタル教科書導入の方針

文部科学省は小中学校用の「デジタル教科書」について、2024年度から小学5年~中学3年の英語で先行導入する方針を固めた。当面は、デジタル版に完全移行するのではなく紙の教科書と併用する。英語の活用状況を踏まえて、25年度以降の算数・数学での導入を検討する。

2022年8月15日

全国戦没者追悼式開催

終戦から77年となる15日、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館で開かれた。約310万人の戦没者を全国の遺族らが悼んだ。コロナ禍の影響で例年の6分の1となる約1千人が参列した。

2022年8月10日

岸田内閣改造へ

岸田文雄総理大臣は10日、19人の大臣のうち14人を交代させて第2次岸田改造内閣を発足させた。岸田総理は新内閣を「政策断行内閣」と位置づけた。

2022年8月9日

長崎で平和祈念式典

長崎に米軍の原爆が投下されてから77年となった9日、爆心地近くにある長崎市の平和公園で平和祈念式典が開かれた。参列者らは核廃絶を強く願い、原爆投下時刻の午前11時2分に黙とうを捧げた。同市の田上富久市長は平和宣言で、「核兵器をなくすことが、未来を守るための唯一の現実的な道だ」と強調した。

2022年8月6日

広島で平和祈念式典

米国の広島への原爆投下から77年たった6日、広島市で平和記念式典があった。ロシアのウクライナ侵攻で、核兵器使用への懸念が広がる中、99カ国の代表や岸田文雄首相、グレーテス国連事務総長ら2854人が参列した。松井一実市長は平和宣言で「すべての核のボタンを無用のものに」と訴えた。

2022年8月5日

アマゾンがアイロボットを買収計画

米アマゾン社は5日、ロボット掃除機「ルンバ」で知られる米アイロボット社を17億ドル(約2300億円)で買収すると発表した。同社は音声認識AI(人工知能)のアレクサや家庭用ロボットのアストロなどを展開しており、今回の買収で家電・ロボット事業をさらに強化する。

2022年7月28日

ロシア企業がISSからの撤退表明

ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスのボリソフ新総裁(前副首相)は26日、国際宇宙ステーション(ISS)から「2024年に撤退する決定をした」と明らかにした。ISSは日本など15か国の協力で24年までの運用が決きまっている。ロシアは高度維持や姿勢制御など基本部分を担っており、撤退すればその後の延長が困難になる恐れがある。

2022年7月10日

国枝慎吾選手が生涯グランドスラム達成

国枝氏

2022年のテニスのウィンブルドン選手権の車いす部門・男子シングルスで国枝慎吾選手が初優勝。テニスの四大大会を全制覇する「生涯グランドスラム」と、パラリンピックも加えた「生涯ゴールデンスラム」を車いす男子で初めて達成した。

2022年7月10日

参議院議員選挙改選

参議院選挙の投開票が行われ、自民党が改選125議席のうち63議席を獲得して大勝。自民、公明、維新、国民民主党を合わせた改憲勢力が、参議院の3分の2を上回った。当選した女性議員数は35人で、2016年と19年参院選の28人を上回り過去最多。

2022年7月9日

ツイッター社買収計画

アメリカ電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、ツイッター社に対する総額440億ドルの買収提案を撤回すると発表した。偽アカウントやスパムアカウントに関する情報を複数回にわたり要求したものの、同社が応じなかった等、複数の合意条項に重大な違反があったためとしている。

2022年7月8日

安倍晋三元首相の暗殺事件

安倍氏

8日午前11時32分ごろ、奈良市の西大寺駅前の路上で、街頭演説中だった自民党の安倍晋三元首相(67)が背後から近づいた男に銃で撃たれた。同氏はドクターヘリで搬送されたが、同日午後5時3分に死亡が確認された。

2022年7月7日

ジョンソン首相が辞任を表明

イギリスのジョンソン首相が7日、辞任を表明した。度重なる政権の不祥事に虚偽の説明をしたことなどが世論の批判を浴び、首相交代を求める声が与野党で強まっていた。英国の欧州連合(EU)離脱を主導し、ウクライナ支援に尽力したが、物価高への対応の遅れもあり、国民の怒りを買った。

2022年7月2日

KDDIの通信障害

携帯電話大手のKDDIは2日、同日午前1時35分ごろから全国で通信障害が発生していると発表した。同社のネットワーク回線を使っているauやUQモバイル、オンライン専用ブランド「povo」の携帯電話で、通話やデータの送受信がしにくい状態が続いた。

2022年6月26日

サル痘の緊急事態宣言見送り

WHO(世界保健機関)は、50か国超で3000人以上に感染が拡大している「サル痘」の緊急事態宣言を見送ると発表した。WHOは「拡大しているものの現時点では国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態には当たらない」としている。

2022年6月23日

沖縄県慰霊の日

沖縄県は、太平洋戦争末期の沖縄戦から77年となる「慰霊の日」を迎えた。糸満市で開かれた追悼式に出席した岸田首相は、戦没者を悼むとともに、「(沖縄県は)本土復帰から50年を迎えたが、課題は今なお残されている」などと述べた。

2022年6月23日

核兵器禁止条約の締結国会議開催

核兵器禁止条約の第1回締約国会議で、批准国の方針について記した「ウィーン行動計画」と、理念をうたう政治宣言「ウィーン宣言」が採択される。核兵器のない世界に向けて条約の支持を広げつつ、核保有国との対話もめざす内容になる。

2022年6月20日

フランス大統領率いる与党連合が惨敗

フランスで議会下院の決選投票が行われ、ウクライナ情勢の影響で物価の高騰への批判が高まる中、マクロン大統領の与党連合が100議席も大幅に減らし、過半数を下回る結果となった。これに対し、急進左派の政党を中心とした左派連合は131議席と、与党連合に次ぐ勢力になったほか、大統領選挙でマクロン大統領と争ったルペン氏が率いる極右政党国民連合は89議席と、改選前の6議席から大きく躍進した。

2022年6月17日

オリンピック出場年齢の引き上げへ

国際スケート連盟は、オリンピックなどの主な国際大会に出場できる年齢を、15歳以上から17歳以上に引き上げることが決めた。背景には、若い選手の心身の負担やロシアのドーピング(禁止薬物使用)問題がある。

2022年6月9日

日本が国連の非常任理事国へ

国際連合(国連)は、9日の総会で、安全保障理事会(安保理15か国)の非常任理事国(10か国)のうち今年末に任期が切れる5か国を選ぶ投票を実施した。その結果、日本は史上最多となる12回目の選出となった。

2022年6月7日

井上尚弥選手3団体統一王者に

ボクシングの世界バンタム級王座統一戦が、さいたまスーパーアリーナであり、世界ボクシング協会(WBA)と国際ボクシング連盟(IBF)の統一王者井上尚弥選手が、世界ボクシング評議会(WBC)王者のノニト・ドネアを破り、日本人初の3団体統一王者となった。

2022年6月1日

上海市のロックダウン解除

中国の上海市は1日、新型コロナウイルスの抑え込みのために約2カ月間続けた都市封鎖(ロックダウン)を解除した。

2022年5月16日

サル痘の感染確認

イスラエル、スイス、オーストリアで「サル痘」の患者が確認された。発生を報告した国は15カ国になった。サル痘は中央アフリカや西アフリカで最もよく見られるウイルス性感染症で、ヒトからヒトには感染しづらく、症状も通常は軽いとされている。

2022年5月16日

NATOに新たに加盟

フィンランドとスウェーデンはNATO非加盟のまま協力関係を続けてきたが、ロシアの脅威への対策として、加盟に向けた議論が進んでいる。加盟国外相の多くは両国の加盟に前向きな姿勢だが、トルコは、両国がトルコの反政府武装組織を支援しているとして両国の加盟に対して難色を示している。NATOへの新規加盟には加盟国の全会一致の承認が必要。

2022年5月15日

沖縄本土復帰から50年

沖縄

5月15日で、沖縄が日本に復帰してから50年となった。沖縄戦のあと27年にわたってアメリカ統治下に置かれた。50年前の昭和47年5月15日当時の首相は佐藤栄作だった。

2022年4月23日

観光船沈没事故

北海道の知床半島の沖合で乗客・乗員26人が乗った観光船が遭難した事故が発生。これまでに現場海域の周辺で救助された全員の死亡が確認された。現在も海上保安本部や自衛隊などが範囲を広げて捜索している。

2022年4月10日

佐々木投手の完全試合達成

佐々木投手

プロ野球・ロッテの佐々木朗希投手が4月10日、千葉市で行われたオリックス戦で28年ぶり16人目となる完全試合を達成した。完全試合とは、先発投手が安打はもちろん、四死球やエラーなどによる出塁も許さず9回を抑えて勝つこと。また、この試合で佐々木投手は13者連続で三振を奪い、プロ野球記録を64年ぶりに更新した。

2022年4月1日

成人年齢18歳に引き下げ

4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられ、ローン契約が親などの同意なしに18歳から可能となった。政府は、若年成人が消費者被害に遭わないよう、教育や啓発に取り組むとしている。また金融庁は、20歳未満の若者の金銭契約トラブルを防ぐため、貸金業者の監督を担う全国の自治体との連携を強化する。このほか、女性が結婚できる年齢が16歳から男性と同じ18歳に引き上げられた。飲酒や喫煙、競馬などの公営ギャンブルはこれまでどおり20歳未満は禁止となる。

2022年3月15日

ウクライナ首都の表記変更へ

ウクライナの首都「キエフ」の名称表記について、政府は、軍事侵攻している側のロシア語であり、不適切であるという指摘を踏まえ、今後、各省庁が作成する資料では、ウクライナ語に沿った「キーウ」に改めると発表した。また、ロシア語に基づいた表記になっているウクライナ国内のほかのすべての都市も同様にウクライナ語に沿ったものに改めた。

2022年3月15日

人道回廊実施へ

戦闘が激しさを増すウクライナで「人道回廊」が3月9日に実施されることになった。「人道回廊」とは戦時下での一般市民を助けるために設定される攻撃されない避難ルート、いわば民間人の脱出ルートのこと。ロシアはこれまで10の「人道回廊」を提案したが、ロシア国内へと誘導するルートが多いため、ウクライナ側はこれらのルートを認めず、3月11日時点では2ルートのみが承認されている。

2022年3月9日

韓国で新大統領誕生へ

韓国大統領選が3月9日に投開票され、保守系の最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)前検事総長(61)が当選を確実にした。尹氏が大統領になるにあたって、対日関係や北朝鮮の核問題にも動きがある可能性があり、今後の動向が注目される。

2022年2月26日

ウクライナがEU加盟へ

ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、欧州連合(EU)への加盟申請書に署名した。同国のEU加盟をめぐっては27日、EUの行政トップであるフォンデアライエン欧州委員長が支持を明言した。EUは経済的な結びつきであり、軍事的な結びつきであるNATOとは異なるため、ウクライナのEU加盟についてロシアも特に反対はしていなかった。

2022年2月26日

ロシアをSWIFTから除外

SWIFT(国際銀行間通信協会)はロシアの銀行のいくつかを協会から排除することを決定。SWIFTは国境を越えた迅速な決済を可能にするもので、国際貿易の主要な決済手段となっている。SWIFTから排除されたロシアの銀行は、国外銀行とのやりとりが困難になり、円滑な貿易取引が難しくなる。ただ、SWIFTの排除対象となる銀行名はまだ明らかにされておらず、専門家はどの銀行を対象にするかによって、この措置の効果は大きく左右されるという見解を示している。

2022年2月22日

ウクライナ侵攻開始

ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ東部で親ロシア派勢力が自称する「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を承認。また、これらの地域の平和維持を大義名分とし、軍派遣を指示した。「ドネツク人民共和国」、「ルガンスク人民共和国」は、親ロシア派が支配する地域。2014年4月にそれぞれ国家として独立を宣言したが、これまで国家としては認められていなかったが、ロシアが初めて国家として承認した。

2022年2月4日

バブル方式

オリンピックの新型コロナ対策として導入されている「バブル方式」とは、選手や関係者の移動・滞在を一定の空間に限定し、外部との接触を極力避ける感染対策方法のこと。大きな泡(バブル)で包むように内部と外部を遮断することから「バブル」と呼ばれている。選手や関係者が滞在する場所を宿泊施設・練習場・競技場のみに制限し、行き来するためのバスなどは一般市民とは分けることで外部の人との接触を避けようという感染症拡大対策となっている。

2022年2月1日

「佐渡島の金山」ユネスコ推薦へ

政府は世界文化遺産登録を目指す「佐渡島の金山」についてユネスコへの推薦を閣議決定した。来年に登録の可否が審査される見通しだが韓国政府が「戦時中に朝鮮半島出身者が強制労働を強いられた」などと反発していることから審議の難航が予想される。

2022年1月20日

第166回芥川賞・直木賞決定

第166回芥川賞、直木賞の選考会が行われ、芥川賞に砂川文次(すなかわ ぶんじ)さんの「ブラックボックス」が、直木賞には今村翔吾(いまむら しょうご)さんの『塞王の楯(さいおうのたて)』と、米澤穂信(よねざわ ほのぶ)さんの『黒牢城(こくろうじょう)』がそれぞれ選ばれた。

2022年1月21日

輸出入 3年ぶり増

財務省が発表した2021年の貿易統計(速報)によると、輸出額は前年比21.5%増の83兆931億円、輸入額は24.3%増の84兆5652億円と、ともに過去2番目の高水準だった。コロナ禍の反動で輸出が好調だった一方、原油など資源価格の高騰により輸入額も大きくふくらみ、この結果、1兆4722億円の貿易赤字となった。

2022年1月20日

新首都「ヌサンタラ」

インドネシアの国会は、首都をジャカルタからカリマンタン島に移転する法案を可決し、新首都の名称をインドネシア語で群島を意味する「ヌサンタラ」に決定した。政府は段階的に移転を進め、2045年までの完了を目指す。

2022年1月18日

阪神大震災27年

6434人の死者を出した阪神大震災から27年となった17日、各地で追悼行事が営まれ、犠牲者の冥福が祈られた。

2022年1月17日

太平洋岸 広域に津波

南太平洋の島嶼国トンガ近海の海底火山の噴火によって、太平洋側を中心に1メートル前後の潮位の上昇が観測された。地震による津波と異なるメカニズムで潮位の変化が起きたとみられ、津波警報・注意報の発表が遅れたとされる。

2022年1月4日

RCEP 10か国で発効

農畜産業に先端技術を取り入れる「アグリテック」に注目が集まっている。「アグリテック」は、農業(アグリカルチャー)と技術(テクノロジー)の英単語を掛け合わせた造語で、スマート農業とも呼ばれる。無人トラクターが衛星通信で位置を測りながら畑を耕したり、カメラ画像から家畜の体重や体調を分析したりするなどいくつかの事例が紹介されている。

2022年1月1日

RCEP 10か国で発効

日中韓や東南アジア諸国連合(ASEAN)など15か国による地域包括的経済連携(RCEP)が1日午前0時、発効した。関税の撤廃・削減に加え、知的財産権の保護やデータのやりとりを促進する共通ルールを持った巨大経済圏(域内人口、域内GDPいずれも世界の約3割を占める)が誕生する。日本にとって、最大の貿易相手国の中国と第3位の韓国と結ぶ初めての自由貿易協定となる。

2021年12月27日

壊される自然遺産

2021年7月に世界自然遺産に登録された奄美大島(鹿児島県)で、希少な植物の盗掘や昆虫の違法採取が後を絶たないことを伝えている。奄美大島以外にも、屋久島では植物が絶滅の危機に直面し、白神山地でもブナの原生林が損傷するなど、各地で自然保護の難しさが浮き彫りになっている。開発や密猟などで環境が悪化すれば、世界遺産の登録が抹消されたり、「危機にさらされている世界遺産リスト(危機遺産リスト)」入りしたりすることもある。

2021年12月25日

人権考慮、閣僚派遣見送り

政府が、来月に開幕する北京冬季オリンピック・パラリンピックに政府代表団を派遣しない方針を発表したことを伝えている。香港や新疆ウイグル自治区などの人権問題を考慮し、すでに「外交的ボイコット」に踏み出しているアメリカやイギリスなどと足並みをそろえた形。大会には東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長らが出席し、日本選手団は予定通りに参加する。

2021年12月23日

大学進学率 過去最高54.9%

今春の大学進学率は54.9%で過去最高になった。また、短大や専門学校なども含めた高等教育機関への進学率も83.8%と過去最高だった。

2021年12月22日

米軍駐留経費 日米合意

政府は、2022年~2026年度の在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)について、5年間の総額を1兆551億円とすることでアメリカ政府と合意した。台頭する中国などを念頭に、抑止力強化に向けた費用などを手厚くしたのが特徴で、各年度の平均約2110億円は今年度を上回っている。

2021年12月17日

欧州「脱炭素インフレ」

脱炭素を目指す先進的な動きが、電気・ガス料金の高騰を招く皮肉な事態となっている。「グリーンフレーション」と呼ばれるこの状況の背景にあるのは、天然ガス価格の世界的な急上昇で、それ以外にも「CO2排出量取引」の増加も原因に挙げられている。

2021年12月14日

韓国がTPP加盟申請へ

韓国が日豪など11か国が加盟する環太平洋経済連携協定(TPP)に加盟申請する方針を表明した。TPPをめぐっては中国・台湾・イギリスも加盟申請しており、拡大に向けた動きが活発化している。

2021年12月9日

独ショルツ政権発足

ドイツ連邦議会は社会民主党(SPD)のオラフ・ショルツ氏をアンゲラ・メルケル氏の後継首相に選出した。緑の党、自由民主党(FDP)との3党連立政権を始動させるショルツ首相の今後に注目される。

2021年12月8日

真珠湾攻撃80年

1941年12月、旧日本軍がアメリカのハワイ・オアフ島の真珠湾(パールハーバー)を奇襲してから8日で80年を迎える。この攻撃により、日本は太平洋戦争に突入し、アメリカの日系人たちにとって苦難の日々の幕開けでもあった。

2021年11月26日

不漁深刻

10年前に比べてサンマは9割減、スルメイカは8割減、サケ類は6割減など近年漁獲量が大きく減っている。全体の漁獲量は2年連続で過去最低を記録し、ピークだった1980年代の約3割まで落ち込んだとのこと。地球温暖化による海水温の上昇や海流変化などを要因に不漁が続く可能性が指摘されている。

2021年11月19日

オンライン診療の普及に課題

パソコンやスマートフォンなどを介した「オンライン診療」が来年度から本格的に制度化されるのにあたり、国のルール作りの議論が大詰めを迎えている。遠隔診療や、継続的な健康管理など患者の利便性が高まると期待される一方、対応できる医療機関は15%にとどまるなど、普及には課題も多い。

2021年11月13日

国内最古の縄文の土面

世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産で、青森県八戸市にある是川石器時代遺跡から、縄文時代中期前半(5300~5100年前)に作られたとみられる土面が見つかった。土面は顔を表現した土製品で、宗教的な儀式などに使われたとされる。これまで国内最古とされてきた、徳島市の矢野遺跡の土面よりも1000年古い。

2021年11月12日

軽石漂着

小笠原諸島付近の海底火山「福徳岡ノ場」から噴出した軽石が沖縄県や鹿児島県の海岸に大量に漂着し、漁業や観光業などに影響が広がっている。今月下旬には本州への接近も予測されている。

2021年11月11日

第2次岸田内閣発足

10日に召集された特別国会において、岸田文雄氏が第101代内閣総理大臣に指名され、自民、公明両党の連立による第2次岸田内閣が発足した。今回の組閣では外務大臣がかわり、他の19人は再任した。

2021年11月9日

気候変動で食糧危機

世界的な異常気象に見舞われた今年、穀物などの収穫量が落ち込み、食料価格が高騰している。気温上昇がこのまま続けば、今世紀中にトウモロコシの平均収穫量が現状より24%減るとの予測もあり、世界食糧計画(WFP)などが警鐘を鳴らしている。

2021年10月31日

COP26開幕

地球温暖化対策を議論する国連の気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が10月31日から11月12日までの日程で、イギリス北部のグラスゴーで開かれる。今世紀末までの世界の気温上昇幅を「1.5度に抑える」という2015年のパリ協定の努力目標に向けて、すべての国が実効的な対策をとることができるかどうかが最大の論点となっている。

2021年10月21日

阿蘇山が噴火

阿蘇山

20日午前11時43分頃、熊本県・阿蘇山の中岳(1506メートル)第1火口で噴火が発生した。火砕流の発生や、噴石の飛散に加え、熊本、宮崎両県では降灰が確認された。気象庁は、5段階の噴火警戒レベルを「2」(火口周辺規制)から、約2キロの範囲への立ち入りが規制される「3」(入山規制)に引き上げた。

2021年10月15日

衆院解散 総選挙

衆議院は14日の本会議で解散された。政府は第49回衆議院総選挙の日程を「19日公示・31日投開票」に決定し、事実上の選挙戦に入った。自民、公明両党の連立政権と、立憲民主党を中心とする野党勢力による政権選択の選挙となる。

2021年10月13日

エルサレムに杉原千畝広場

第2次世界大戦中「命のビザ」を発給して多くのユダヤ人を救った日本の外交官、杉原千畝の功績を顕彰するため、エルサレム市が郊外の広場を「チウネ・スギハラ広場」と命名し記念式典が開かれた。

2021年10月9日

平和賞にジャーナリスト

ノルウェーのノーベル賞委員会が、2021年のノーベル平和賞を、フィリピンのジャーナリストのマリア・レッサ氏と、ロシアの独立系新聞編集長のドミトリー・ムラトフ氏に授与すると発表した。民主主義の基盤となる報道の自由を守るため、強権的な政権と闘ってきた姿勢が評価された。

2021年10月8日

東京・埼玉 震度5強

7日午後10時41分頃、千葉県北西部を震源とする地震があり、東京都足立区、埼玉県川口市、宮代町で震度5強を観測した。東京23区内で震度5強を記録したのは東日本大震災が発生した2011年3月11日以来、10年ぶり。鉄道が運転を見合わせたため、駅には帰宅できなくなった人があふれた。

2021年10月6日

真鍋氏 ノーベル賞

スウェーデン王立科学アカデミーは、2021年のノーベル物理学賞を、地球の気候変動予測の道を開いた真鍋淑郎氏らに授与すると発表した。高性能のコンピューターを駆使し、二酸化炭素などの温室効果ガスが地球規模の気候変動に与える影響などを予測した先駆的な研究が評価された。日本人のノーベル賞受賞は2年ぶりで、28人目。

2021年10月1日

ドバイ万博開幕

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国で「ドバイ万博」が開幕した。万国博覧会の中東開催は初。コロナ禍の中で開かれる世界最大級のイベントで、UAEでは入場客2500万人の目標を掲げている。開幕当日の午前中の人出はまばらだったが、日本館には約2時間待ちの行列ができた。日本はドバイ万博での出展を成功させ、2025年の大阪・関西万博につなげたい考えがある模様。

2021年10月1日

食品値上げ 家計の重し

10月から食品などの値上げの動きが一段と広がる。例えばマーガリンが値上げされ、その理由として北米の天候不順が挙げられている。

2021年9月30日

自民総裁に岸田氏

自由民主党総裁選は29日、投開票され、岸田文雄氏が決選投票で河野太郎氏を破り、第27代総裁に選出された。10月4日召集の臨時国会で第100代内閣総理大臣に指名され、同日中に新内閣を発足させる。

2021年9月29日

中国 停電相次ぐ

中国各地で今月に入り、電力不足による停電が相次いでいる。電力不足が長期化すれば、日系企業にも影響が広がるほか、世界的なサプライチェーン(供給網)の混乱につながる恐れもある。

2021年9月28日

アフガン 「少女たちも学校に」

イスラム主義勢力タリバンが実権を掌握したアフガニスタンで、10代の女子生徒と女子大学生ら約20人が「少女たちも学校に」「人道に反する」などと書かれた紙を掲げ、タリバンに抗議する街頭デモを行った。2001年までのタリバン政権では、女性の学校教育を全面的に禁じるなど女性の自由が著しく制限されていたため、今後アフガニスタンの女性の権利について懸念されている。

2021年9月26日

日米豪印首脳会談

日本とアメリカ、オーストラリア、インドの民主主義4か国でつくる連携や協力の枠組みであるクアッド(Quad)が発足する。この4か国首脳による初の対面での会談が行われた。共同声明では「自由で開かれたインド太平洋」実現に向け、国際法順守の重要性を強調している。

2021年9月8日

プラ製品「代替」続々

来年から、プラスチック資源循環促進法に基づいて、プラスチック製スプーンやフォーク、ストロー、ハンガーなど12製品に有料化や再利用などの対策が義務付けられる。

2021年9月6日

東京パラ閉幕

パラリンピック

第16回夏季パラリンピック東京大会が、13日間の日程を終了し、新型コロナウイルスの影響で史上初めて1年延期され、原則無観客となった「東京オリンピック・パラリンピック2020大会」が閉幕した。東京・国立競技場での閉会式では、オリ・パラ共通の理念「多様性と調和」をテーマに、障害の有無に関わらず互いにその個性を認め合う共生社会の実現を訴えた。

2021年9月4日

菅首相退陣表明

菅首相

菅首相(自由民主党総裁)が退陣する意向を表明した。今後想定される政治日程としては、自民党総裁選挙⇒臨時国会召集⇒首相指名選挙⇒新内閣発足⇒衆議院解散(衆議院任期満了10月21日)⇒11月衆議院総選挙、という流れが予想されている。

2021年9月2日

デジタル庁スタート

デジタル庁

政府のデジタル政策の司令塔となるデジタル庁が発足した。担当大臣は平井卓也衆議院議員、実務を総監督するデジタル監に石倉洋子氏が任命された。

2021年9月1日

米「最長の戦争」終結

アメリカのバイデン大統領は8月30日、アフガニスタンからのアメリカ軍撤収を完了したと発表した。2001年のアメリカ同時多発テロへの報復として始めたアメリカ史上最長のアフガン戦争は、テロ組織の根絶には至らないまま終局を迎えた。イスラム主義勢力タリバンが復権したアフガニスタンが再びテロの温床となる懸念も強まっている。

2021年8月28日

待機児童54%減の5634人

認可保育所などの利用を希望しながら入れない待機児童は、今年4月1日時点で前年比54.7%(6805人)減の5634人で、統計を取り始めた1994年以降で最少となった。保育の受け皿整備が進んたことに加え、新型コロナウイルス感染を懸念した利用控えが影響したとみられている。

2021年8月24日

食料自給が最低37%

農林水産省は、2020年度の食料自給率(カロリーベース、概算値)が前年度に比べて1ポイント低い37%だったと発表した。天候不良で小麦や大豆の生産量が減った2018年度、米が記録的な不作だった1993年度と並び、過去最低となった。

2021年8月24日

高輪築堤が国史跡へ

文化審議会が、明治時代に海の浅瀬に築かれた「高輪築堤」(東京都港区)を史跡にするよう文部科学大臣に答申した。高輪築堤は1872年(明治5年)に新橋ー横浜間で開通した鉄道区間の一部で、当時海だったこの地域に鉄道を通すために築かれた。JR高輪ゲートウェイ駅前の発掘調査で確認されてから、異例の早さで保護が図られることになった。

2021年8月17日

タリバン「全土掌握」

アフガニスタンのイスラム主義勢力タリバンが、首都カブールを制圧し、全土掌握を宣言したことを伝えた。アメリカ同時多発テロ後のアメリカ軍侵攻によるタリバン政権崩壊から20年を経て、アフガニスタンは「テロの温床」に逆戻りする懸念が高まっているとのこと。

2021年8月10日

気温「21~40年に1.5度上昇」

国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が、各国が最善の地球温暖化対策を講じても世界の平均気温の上昇幅が今後約20年で1.5度(産業革命前比)に達すると推計した報告書を公表した。対策を講じないシナリオでは2081年から2100年に上昇幅が4.4度になり、熱波などの頻度が高まるとしている。世界で極端な気象現象が相次ぐなか、専門家は各国が温室効果ガス排出の「実質ゼロ」を目指す重要性を強調している。

2021年7月28日

縄文遺跡群が世界遺産決定

国連教育科学文化機関(UNESCO、本部・パリ)の世界遺産委員会は「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田)を世界文化遺産に登録することを決定した。この遺跡群は約1万5000年~2400年前の17遺跡で構成されていて、その中には三内丸山遺跡(青森市)や大湯環状列石(秋田県鹿角市)などが含まれる。この地域における採集、漁労、狩猟を基盤とした独特の定住社会を営んだ縄文文化の価値が評価された。

2021年7月27日

沖縄・奄美が世界遺産に決定

国連教育科学文化機関(UNESCO、本部・パリ)の世界遺産委員会は「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島県、沖縄県)を世界自然遺産に登録することを決定した。独特な進化を遂げた種が豊富に分布する「生物多様性」が評価された。ただ課題として、西表島で観光客を減少させる措置や、希少種の交通事故死を減らす取り組みなどが必要なことも指摘されていru 。

2021年7月24日

東京五輪開幕

新型コロナウイルスの影響で史上初の1年延期となった第32回夏季オリンピック東京大会が23日、開幕した。午後8時に東京・国立競技場で始まった開会式で、天皇陛下が開会を宣言された。国際オリンピック委員会(IOC)によると、大会には205か国・地域と難民選手団から選手約1万1000人が参加し、過去最多の33競技339種目に臨む。57年ぶりに東京で行われるオリンピックは「多様性と調和」を理念にかかげている。

2021年7月22日

32年五輪がブリスベンに決定

国際オリンピック委員会(IOC)が、2032年夏季オリンピック・パラリンピックの開催地をオーストラリアのブリスベンに決定したことを伝えている。オーストラリアでのオリンピックは1956年メルボルン、2000年シドニーに続いて3度目。

2021年7月15日

EU、35年ガソリン車禁止

政府がエネルギー基本計画の見直しを進めている。2030年度の総発電量に占める太陽光や風力など再生可能エネルギーの比率を、現在の計画の22~24%から36~38%に高める。また、原子力は20~22%を維持し、再生エネと原子力を合わせて約6割を二酸化炭素を排出しない「脱炭素電源」にすることを目指すとのこと。

2021年7月15日

EU、35年ガソリン車禁止

欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会は、ハイブリッド車を含むガソリン車の新車販売を2035年から事実上禁止する方針を明らかにした。2030年までに温室効果ガスの排出を1990年比で55%削減する新たな目標に向けて、自動車産業にビジネスモデルの転換を強く促す。なお、脱炭素が遅れている国からの輸入品への課税拡充も盛り込まれる模様。

2021年7月10日

南スーダン 内戦の傷

アフリカの南スーダンが、2011年にスーダンから分離独立して10年となった。しかしその後も内戦が長引き、人口の3分の1以上にあたる390万人が国内外で避難生活を強いられている。

2021年7月4日

熱海で土石流20人不明

3日午前10時半頃、静岡県熱海市伊豆山で、大規模な土石流が発生した。土石流が発生した地域は県から「土砂災害警戒区域」に指定されていたが、市や地域住民の予期せぬ中で発生し、大きな被害につながった。

2021年6月25日

香港紙が無念の廃刊

香港の反体制活動を取り締まる国家安全維持法により、香港紙・蘋果日報 (アップル・デイリー)が24日付を最後に新聞発行を停止することになった。中国共産党政権への批判で知られる新聞社が廃刊に追い込まれたことについて、イギリス、オーストラリア、EUなど世界各国は「表現の自由への打撃」であるとして、香港当局や中国に対して非難を表明している。

2021年6月16日

コロナ郵便投票法の成立

新型コロナウイルスに感染した自宅療養者らが郵便投票できるようにする特例法が参議院で可決し成立した。郵便投票の対象になるのは、自宅や宿泊施設で療養する感染者や、ホテルなどで待機する帰国者らになる。郵便投票の希望者は、保健所が発行する証明書類を添え居住自治体の選挙管理委員会に投票用紙を請求し、候補者名などを記入して返送する仕組み。7月4日投開票の東京都議選から適用される。

2021年6月15日

G7多国間協調再び

イギリスのグレートブリテン島南西部に位置するコーンウォールで開かれていた先進7か国首脳会議(G7サミット)が、3日間の日程を終えて閉幕した。各国首脳は、民主主義や人権などの価値観に基づく結束を再確認しコロナ禍からの回復に向けた連携で一致した。

2021年6月13日

研究に夢と遊び心

2010年にノーベル化学賞を受賞した根岸英一氏が、6日に死去した。根岸氏は構造の異なる2種類の有機化合物をくっつける「クロスカップリング」の研究を行い、効率的な合成反応を編み出した。抗生物質や農薬、有機ELパネルの製造などで幅広く応用されている。

2021年6月5日

出生84万人 5年連続最少

厚生労働省が2020年の人口動態統計を発表し、生まれた子どもの数(出生数)は84万832人で、5年連続で過去最少を更新した。1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す「合計特殊出生率」も1.34で、5年連続で低下した。晩婚化や、育児の負担が女性に集中する状況などに加え、新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけた形で、2021年は少子化がさらに深刻になる可能性が高いとされている。

2021年6月3日

英、TPP加盟へ協議開始

英国旗

環太平洋経済連携協定(TPP)に参加する日本やオーストラリアなど11か国は、加盟を申請したイギリスとの交渉入りを決めた。2018年12月の発効以降、新規の参加をめぐる初の交渉となり、関税の撤廃・削減の協議を経て最終決定には1年程度かかる見通し。加盟が実現すれば、参加国の国内総生産(GDP)の合計は世界全体の13%から16%に拡大するとしている。

2021年6月1日

中国「子ども3人まで」

中国旗

中国共産党が、夫婦1組につき子ども1人までとしている産児制限を3人に緩和する方針を示した。中国では、人口抑制策「一人っ子政策」を2015年末で廃止した後も少子高齢化に歯止めがかかっておらず、女性1人が生涯に産む子供の推計数を示す合計特殊出生率も1.3と伸び悩んでいる(日本は1.36)。しかし、今回の制限緩和が低迷する出生率の上昇に結びつくかが見通せない模様。

2021年5月27日

スーパー皆既月食

皆既月食

皆既月食は、太陽と地球と月が一直線に並び、満月が地球の影に覆われる現象で、この日の満月は今年最も地球に近づいて大きく見える「スーパームーン」と重なった。次に国内で皆既月食が観測できるのは2022年11月、スーパームーンと重なるのは2033年10月とのこと。

2021年5月27日

「三内丸山」世界遺産へ

青森市の「三内丸山遺跡」など17遺跡で構成する「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田)が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録される見通しとなった。国内では2019年の「百舌鳥・古市古墳群」(大阪府)に続き20件目の世界文化遺産となる。

2021年5月13日

デジタル庁 500人規模

官民のデジタル化を推進する司令塔「デジタル庁」の創設を柱としたデジタル改革関連6法が12日の参議院本会議で可決、成立した。デジタル庁は9月に発足する予定。デジタル庁創設は地方自治体を含む行政システムの統一を図り、国民の利便性の向上をねらいとする。

2021年5月13日

奄美・沖縄 世界遺産へ

政府は、世界自然遺産として推薦していた「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」(鹿児島県、沖縄県)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部・パリ)の諮問機関が世界遺産への登録を勧告したと発表した。登録されれば、国内では白神山地・屋久島・知床・小笠原諸島に次いで5件目、文化遺産をあわせると24件目となる。7月に開かれる世界遺産委員会で正式決定される見通し。

2021年5月5日

子供の人口1500万人割れ

総務省は、「こどもの日」に合わせて15歳未満の子どもの推計人口(4月1日現在)を発表した。前年より19万人少ない1493万人で、1982年から40年連続の減少となった。1500万人を初めて割り込み、総人口に占める子どもの割合は11.9%になった。少子化に歯止めがかからない現状が改めて示された。

2021年5月4日

「ウイグル問題」浮彫りに

中国共産党政権が新疆ウイグル自治区で進める少数民族ウイグル族への強権統治が世界的な人権問題として注目され、中国と欧米などとの激しい対立点となっている。

2021年5月3日

野口さん地球帰還

野口聡一・宇宙飛行士が地球に帰ってきた。野口さんは昨年11月から、3回目となISS(国際宇宙ステーション)滞在で医学実験などの任務をこなした。帰還前に撮った、ISS船長として滞在する星出彰彦さんとのツーショット写真が掲載されている。

2021年4月24日

星出さん 三たび宇宙

船外活動

星出彰彦宇宙飛行士ら4人を乗せたアメリカ民間宇宙船「クルードラゴン」が、アメリカ・フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。国際宇宙ステーション(ISS)滞在中はISS船長に就任し、米欧露の飛行士らを束ねながら、将来の月探査に向けた、廃水を処理して再利用する装置の実験なども行う予定。ISSには野口聡一飛行士も今月28日まで滞在中で日本人飛行士2人が同時に活動する。

2021年4月21日

スエズ運河 代替路探る

世界の物流の大動脈であるスエズ運河(エジプト)で先月、大型貨物船が座礁した事故は、一時400隻を超える船舶が運河周辺で足止めになり、海上輸送に伴うリスクを改めて浮き彫りにした。日本と欧州を結ぶ輸送ルートには、スエズ運河を通る南回りルート、北極海を通るルート、ウラジオストクからシベリア鉄道を活用するルートがある模様。

2021年4月20日

火星ヘリ 飛行成功

米航空宇宙局(NASA)は、火星探査車「パーシビアランス」に搭載していた小型ヘリコプターの飛行実験に成功したことを発表した。火星の大気は地球の1%ほどの薄さで、十分な浮力を得られるかが課題だったが、ヘリは高さ3メートルまで上昇し、空中で30秒間静止した後、着陸したとのこと。1903年に人類初の動力飛行に成功したライト兄弟の「ライトフライヤー号」の翼の一部が搭載されていた。NASAは2030年代前半に有人火星探査などを計画している。

2021年4月14日

熊本城復旧 難題の耐震対策

2016年4月14、16日の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城(熊本市)の復旧工事が進んでいる。5年の節目となる今春、鉄筋コンクリート造の天守の工事が完了したが、被災した石垣の多くはまだ修復されておらず、市によると全体の復旧完了は2037年度と見込まれている。

2021年4月6日

「こども庁」創設 自民議論

菅義偉首相は、子どもの教育や福祉などを一括して所管する「こども庁」の創設に意欲を示した。こども庁の創設には「縦割り行政」を打ち破るねらいがあるとのこと。

2021年3月27日

106兆円新年度予算成立

2021年度予算が26日、参議院本会議において賛成多数で可決し成立した。一般会計の総額は106兆6097億円で、9年連続で過去最高を更新した。税収は57兆4480億円で、当初予算としては11年ぶりに減り、その一方で、新規国債(国の借金)の発行額は43兆5970億円で、7年ぶりに40兆円を超えた。

2021年3月26日

総額表示 映る価格戦略

商品やサービスの値段について、消費税を含めた税込み価格で示す「総額表示」が4月1日に義務化される。消費者にとっては支払う額がわかりやすくなる一方、企業によっては対応に苦慮するところもあるとされる。

2021年3月23日

宇宙掃除 軌道に乗って

宇宙ごみの回収技術を実証する日本の人工衛星が、カザフスタンの宇宙基地からロシアのロケットで打ち上げられた。宇宙ごみは、宇宙空間に漂う人工衛星やロケットの残骸で、大きさ10㎝以上のものだけでも2万個以上あるとされている。猛スピードで地球の周りをまわっていて、運用中の人工衛星に衝突すれば事故や故障につながる。

2021年3月11日

東日本大震災10年 津波被災地インフラ膨張

2万2000人を超す死者・行方不明者を出した東日本大震災から11日で10年となる。 津波で被災した岩手、宮城、福島3県で高台や内陸への集団移転のための宅地開発が行われたが、それに伴って上水道や下水道、道路の総延長が大幅に増加している。一方、被災地の人口減は加速しており、上下水道などのインフラの維持管理費の負担が今後被災地の自治体に重くのしかかる点が問題となっている。

2021年3月9日

コロナ禍 「隠れ失業」深刻

コロナ禍が長期化し、政府が公表する完全失業率に表れない「隠れ失業」が問題に。仕事をしていなくても雇用契約が続いていれば政府の統計上は「休業者」となり完全失業率に表れない。また、パートやアルバイトの勤務時間が半分以下になった人が大勢いることも判明した。休業者急増にはコロナ収束後の企業側の懸念もある模様。

2021年3月1日

「炭素税」本格導入検討

2050年の温室効果ガスの排出量実質ゼロ実現のため、環境省が排出量に応じて企業に税負担を課す「炭素税」を本格的に導入する方向で検討している。国内では2012年から炭素税の一種として二酸化炭素排出量に応じて原油やガスなどの化石燃料の輸入業者らに課税する地球温暖化対策税を導入しており、二酸化炭素削減に向けて産業構造を転換させるには、炭素税の本格的導入が不可欠と考えている模様。

2021年2月27日

テレワーク 女性活躍推進

新型コロナウイルスの感染拡大で、企業での女性活躍や管理職登用に変化が出ているとのこと。子育て中でもテレワークを通してフルタイムで働きやすくなる反面、小売りや不動産といった出社が欠かせない業種では女性管理職が減少している。

2021年1月28日

米露新START 存続

アメリカのバイデン大統領とロシアのプーチン大統領との電話会談で、米露間の新戦略兵器削減条約(新START)を2026年2月まで5年間延長することで原則合意したことを伝えている。新STARTは大陸間弾道ミサイル(ICBM)など長射程の核兵器の弾頭数などを制限するもの。

2021年1月22日

核兵器禁止条約 発効

核兵器を全面的に禁止する核兵器禁止条約が発効した。この条約は、核兵器の開発や実験、生産、保有、使用などのほか、核兵器による威嚇も違法としているが、米中露などの核保有国のほか、日本もこの条約に参加していない。

2021年1月21日

バイデン米大統領就任

アメリカ大統領選で勝利した民主党のジョー・バイデン氏が20日正午(日本時間21日午前2時)、第46代アメリカ大統領に就任した。国民の融和を目指すとともに、トランプ政権が進めた「米国第一主義」から脱却し、同盟国や国際機関との連携を重視する国際協調路線へ回帰する方針をかかげている。

2021年1月20日

CO2液体化 船で輸送

菅内閣が目指す2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロに向けての取り組みである「CCS」と呼ばれる技術について、方針を発表した。CCSとは、二酸化炭素(CO2)を回収し地中に埋める技術で、2024年にも新たな実証試験を始める模様。

2021年1月19日

新幹線で海産物輸送

山陽新幹線

JR西日本は、鹿児島県で水揚げされたカンパチなどの海産物を、九州新幹線と山陽新幹線の旅客車両を使って近畿圏に運ぶ実験を2月から始めると発表した。トラック輸送に比べて短時間で確実に届けられるだけでなく、車両の空きスペースを有効活用できる。

2021年1月1日

日英EPA 発効

日本とイギリスの新たな通商協定「日英包括的経済連携協定(EPA)」が1月1日に発効する。この協定は、イギリスの欧州連合(EU)離脱にともない、日英間で効力を失う日EU協定に代わり、関税などの貿易ルールを定めたもの。

2021年1月1日

英のEU離脱完了

英議会は12月30日、欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)など、将来関係に関する合意の実施法案を可決し、法案はエリザベス女王の裁可を受けて成立した。これによりイギリスとEUは合意に基づく新しい関係をスタートさせる。今回の合意によりEUとの間での関税ゼロの貿易は続くが、一方で人の移動の自由はなくなり、国境では税関検査が始まる。

2020年12月12日

岩手・宮城 仮設解消へ

東日本大震災で被災した岩手、宮城県で最大6万5483戸(16万7368人)あった仮設住宅が、震災から10年となる来年3月末までに解消されることがわかりました。仮設住宅は被災者に無償提供されるもので、入居期間は原則2年ですが、浸水地に土を盛る「かさ上げ」工事の長期化や入居者の経済的な事情が理由で期間は延長されました。

2020年12月7日

はやぶさ2 カプセル帰還

はやぶさ2

日本の小惑星探査機「はやぶさ2」から分離されたカプセルが日本時間6日午前3時前、オーストラリアの砂漠に着地し、約4時間半後に回収された。カプセルには小惑星リュウグウの石が入っているとみられる。はやぶさ2は2014年12月に地球を出発。2019年2月と7月の2回、リュウグウに着地し、石や砂の採取に挑んだ。

2020年12月4日

アフガンにナカムラの緑

アフガニスタン東部で中村哲医師が殺害された事件から1年になった。1990年代から慢性的な干ばつに見舞われているアフガニスタンに用水路を設置し砂漠を農地に変えることに成功した中村哲さんの死を悼み、首都カブールの通りの壁には肖像が描かれている模様。

2020年11月27日

八角の墳丘 輝く石室

「大宝律令」を制定した文武天皇の墓との説がある奈良県明日香村の八角墳・中尾山古墳(8世紀初め)について、文武天皇(在位697年~707年)は、天武、持統天皇の孫で聖武天皇の父にあたる。今回の発掘調査で墳丘やその周囲が大量の石で覆われ、高級石材を磨き上げた石室が備わっていたことがわかった。

2020年11月18日

茅葺・漆精製 無形遺産へ

日本の木造建造物を守り伝える技術「伝統建築工匠の技」が国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部・パリ)の無形文化遺産に登録されることになった。12月14日にパリで始まる政府間委員会で正式登録される見通し。

2020年11月17日

野口さん3度目の宇宙

日本の野口聡一・宇宙飛行士ら4人を乗せたアメリカ民間宇宙船「クルードラゴン」が、フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。宇宙船は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。

2020年11月16日

RCEP 15か国署名

日中韓と東南アジア諸国連合(ASEAN)10か国、オーストラリア、ニュージーランドの15か国が、地域包括的経済連携(RCEP=アールセップ)に署名したことを伝えている。人口、国内総生産(GDP)ともに世界全体の3割を占める巨大貿易協定となる。

2020年11月12日

女川再稼働 地元合意

宮城県の東北電力女川原子力発電所2号機について、村井嘉浩知事が再稼働に同意すると表明した。すでに県議会と、立地する女川町・石巻市の両市町の議会は容認しており、再稼働に必要な「地元同意」の手続きが完了したことになる。実際の再稼働は2022年度以降になる模様で、東日本大震災の被災地では初めてとなる。

2020年11月10日

バイデン氏勝利

バイデン大統領

アメリカ大統領選は、民主党のジョー・バイデン前副大統領が共和党のドナルド・トランプ大統領の再選を阻み、勝利を確実にしたことを伝えている。バイデン氏は新型コロナウイルス対策チームを発足させるなど、政権移行の準備を本格化させているが、トランプ氏は郵便投票の有効性を争う法廷闘争を続ける意向を示している。

2020年11月7日

株 29年ぶり高値

6日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値が2万4325円23銭となり、1991年11月13日以来、29年ぶりの高値で取引を終えた。アメリカ大統領選の状況も株価に影響を与えている模様。過去の日経平均株価(終値)の史上最高値は3万8915円87銭、最安値は7054円98銭だった。

2020年11月5日

米大統領選 大接戦

アメリカ大統領選は3日全米各地で投開票が行われ、再選を目指す共和党候補のドナルド・トランプ大統領と民主党候補のジョー・バイデン前副大統領が大接戦を繰り広げている。

2020年11月2日

「都構想」反対多数

大阪市を廃止し、4つの特別区を新設する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が1日、投開票され、僅差で反対が賛成を上回った。大阪都構想は、大阪府・大阪市との二重行政解消を目的として提唱されたが、2015年5月の前回住民投票に続いて都構想の制度案は廃案となり、大阪市の存続が決まった。

2020年8月30日

ワシントン 人種差別に大規模抗議

アメリカの公民権運動指導者マーチン・ルーサー・キング牧師が「私には夢がある(Ihave a dream)」と演説した「ワシントン大行進」から57年となる28日、ワシントンで人種差別に対する大規模な抗議集会が開かれた。

2020年8月29日

安倍首相辞任表明

安倍晋三首相は28日首相官邸で記者会見し、持病の悪化を理由に辞任する意向を明らかにした。今後は9月15日までに自民党の後継総裁が選出され、その後召集される臨時国会で新内閣総理大臣が指名される予定。

2020年8月26日

大阪万博 ロゴ決定

2025年大阪・関西万博のシンボルとなるロゴマークが発表された。制作者によると、「セル(細胞)」をイメージした赤い円を連ね、万博のテーマ「いのちの輝き」を表現したとのこと。

2020年8月25日

首相、連続在職最長に

安倍晋三首相は24日、佐藤栄作を抜いて歴代最長となる連続在職2799日を記録した。自民党総裁としての任期は来年9月まで。

2020年8月20日

渋谷駅に地下貯水施設

東京都渋谷区のJR渋谷駅東口の地下約25メートルに、大量の雨水をためて駅周辺の浸水被害を防ぐ「地下貯留施設」が完成した。施設は長さ約45メートル、幅約22メートルの大規模なもので、25メートルプール13杯分にあたる約4000トンの容量がある。

2020年8月19日

習氏、食べ残し禁止令

中国で今月、習近平国家主席が食べ物の浪費を禁じる号令をかけ、全国的な節約キャンペーンが始まった。2015年の都市部の飲食店の食べ残しは1700万~1800万トンに達し、3000万~5000万人の1年間の食料に相当する量とのこと。

2020年8月18日

原生林に重油 モーリシャス座礁

インド洋の島国モーリシャス沖で商船三井が運航する貨物船が座礁した事故で、流出した重油の回収が難航している。多様な生態系を育むマングローブ林の生い茂る湿地帯の奥深くにも油が染み入っている模様。

2020年8月10日

75回目長崎原爆の日

原爆投下から75年の節目となる「長崎原爆の日」を迎えた9日、長崎市の平和公園で、長崎原爆犠牲者医療平和祈念式典が開かれた。被爆者の高齢化が進んでおり、被爆体験をどのように継承していくかが課題となっている。

2020年8月6日

東京一極集中 鮮明に 人口調査

総務省が発表した住民基本台帳に基づく今年1月1日現在の日本人の人口は1億2427万人となり、前年に比べ50万人以上減少した。また、ほとんどの道府県の人口が減少する中、東京の人口増加は著しく東京一極集中に歯止めがかかっていない状況。こうした中、地方のデジタル化や企業などのテレワークの取り組みの定着によって、一極集中の是正をもたらす可能性が語られている。

2020年8月1日

日本人の寿命 最高更新

厚生労働省は、2019年の日本人の平均寿命が女性87.45歳、男性81.41歳で、いずれも過去最高を更新したと発表した。

2020年7月31日

景気の山 18年10月

内閣府は、日本経済が拡大局面から後退局面に転換した「景気の山」が、2018年10月だったと暫定的に判定した。2012年12月に始まった景気拡大は、戦後2番目に長い5年11か月(71か月)で途切れ、戦後最長の「いざなみ景気」(2002年2月~2008年2月)に2か月およばなかった。

2020年7月21日

UAE 科学大国目指す

アラブ首長国連邦(UAE)の火星探査機「ホープ」を搭載したH2Aロケット42号機が、鹿児島県の種子島宇宙センターで打ち上げられた。今回の打ち上げ成功により、UAEは中東初となる火星探査に挑むとこのこと。

2020年7月17日

Go To 東京を除外

政府が観光支援事業「Go To トラベル」について、「東京都発着」を補助対象から除外する方針を固めた。「Go To トラベル」は国内の旅行代金総額の35%などを補助するもので、安倍晋三首相は経済再開の目玉策として22日からの全国一斉実施を目指していたが、東京都内の感染者急増を受け見直しを迫られた形。具体的には、都を目的地とする旅行と、都内居住者が都外に出る旅行が補助の対象外となる見込み。

2020年7月10日

アイヌ文化拠点12日開業

先住民族アイヌの文化復興拠点として北海道白老町に整備された国立施設「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が12日にオープンする。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が2009年に「極めて深刻な消滅の危機にある言語」としたアイヌ語を、展示解説や施設案内に多用しているのが特徴。

2020年7月6日

小池都知事が大差で再選

東京都知事選が5日、投開票され、無所属で現職の小池百合子氏が再選を果たした。今回の都知事選で、小池氏は、感染拡大を防ぐとして選挙期間中に街頭演説を一度もせず、ネット配信した動画で政策を訴える「オンライン選挙」に徹した。

2020年7月2日

石炭火力100基 休廃止

政府は、二酸化炭素を多く出す非効率な石炭火力発電所の9割弱を、休廃止の対象とする方針を固めた。114基ある非効率発電所のうち、100基程度を2030年度までに段階的に休廃止とする考え。石炭火力発電をめぐっては、「パリ協定」に基づき、欧州の先進国を中心に、削減・廃止の具体的な目標をかかげている。削減に向けてなかなか動き出さない日本の姿勢が消極的との批判もあることから、対応に乗り出すことになった。

2020年7月1日

香港国家安全法 施行

中国の全国人民代表大会(全人代=中国の国会)が、香港での反体制活動などを取り締まる国家安全維持法案を全会一致で可決した。香港の民主派団体は取り締まりを警戒し、相次いで解散を表明した。1997年7月1日のイギリスからの香港返還にあたり、国際公約として香港に高度な自治を認めた「一国二制度」が有名無実化するとして、国際社会から批判が高まっている。

2020年6月29日

レジ袋有料化 来月1日から

プラスチック製のレジ袋が7月1日から、コンビニやスーパーなど全国の小売店で原則、有料化される。プラスチックごみ(廃プラ)の削減に向けて、国民生活で義務が課されるのは初めてとなった。

2020年6月25日

中学生とスマホ どう管理

中学生の携帯電話やスマートフォンについて、文部科学省が学校への持ち込みを容認する素案を示した。

2020年6月23日

富岳 使いやすさ追求 スパコン世界一

日本の理化学研究所と富士通が開発したスーパーコンピューター「富岳」が、8年半ぶりに計算速度の国際ランキングで世界一になった。計算速度は毎秒約41京回(京は1兆の1万倍)。現在は試運転中で新型コロナウィルスの治療薬候補の探索などに使われているとのこと。

2020年6月22日

372年ぶり 夏至の日食

夏至の21日夕、日本各地で太陽の一部が月に隠れる「部分日食」が起きた。日本で次に「部分日食」が起こるのは2023年ですの予定。また、2030年に「金環日食」、2035年に「皆既日食」が起こるとされている。

2020年6月21日

10万円使い道「生活費」最多

読売新聞のアンケートによると、「生活費の足しに」と答えた人が最多だった。次いで多いのは、「旅行や趣味」で、ただ楽しむだけではなく、消費することで誰かの役に立ちたいという声も多い模様。

2020年6月18日

テレワーク 一気に拡大

新型コロナウイルスの影響で、自宅などで勤務する「テレワーク」が急速に広がっている。東京都が4月、無作為に抽出した都内394社を調査したところ、約6割が実施しており、中小企業の導入が目立っている。

2020年6月17日

外食 コロナで変容

新型コロナウイルスの感染拡大を機に、外食業界がビジネスモデルの転換を迫られている。4~5月の緊急事態宣言の期間中に、持ち帰りや宅配といった「中食」への移行が進み、感染収束後もその動きが定着すると見られている。

2020年6月6日

バイデン氏 勝利宣言

アメリカ大統領選挙の民主党指名候補争いで、ジョー・バイデン前副大統領が指名されることが固まった。バイデン氏は8月に予定されている民主党大会で正式に指名され、11月の本選で共和党のトランプ大統領と対決することになる。

2020年6月6日

横田滋さん死去

1977年、北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(拉致当時13歳)の父、横田滋さんが亡くなった。1997年に結成された家族会に加わり、被害者の救出活動で先頭に立ってきた。被害者家族の象徴的な存在で、長年にわたって拉致問題の解決を訴え続けてきた。

2020年6月6日

出生率1.36 4年連続減

厚生労働省が2019年の人口動態統計を発表した。1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す合計特殊出生率は1.36と4年連続で低下、出生数も86万5234人で1899年の統計開始以降で最少を更新し、政府が5年後の目標にかかげる「希望出生率1.8」達成への道のりの険しさが浮き彫りになった。

2020年6月1日

欠ける太陽 全国でショー

太陽の一部が月に隠されて欠けて見える「部分日食」が21日夕、日本全国で起きる予定。台湾などでは金環日食となり、天気が良ければ2~8割ほど欠けた太陽を全国各地で見ることができるとのこと。

2020年5月30日

リニア27年開業「困難」

2027年に東京(品川)-名古屋間で開業が予定されているリニア中央新幹線について、6月中に静岡県で本格的な工事の準備に着手できなければ2027年の開業が難しくなる見込み。

2020年2月11日

新型肺炎の正式名称が決まる

WHO(世界保健機関)は新型コロナウイルスによる肺炎の正式名称を「COVID(コビッド)-19」と定めた。

2020年2月9日

韓国語映画が初の受賞

韓国語映画「パラサイト 半地下の家族」が、外国語の映画としてはじめてアメリカのアカデミー賞作品賞などを受賞した。

2020年2月5日

豪華客船で感染の疑い

英国船籍の豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号の乗員・乗客が、新型コロナウイルス感染のおそれがあることから14日間船内で待機することになった。現在、横浜港に停泊している。

2020年2月5日

トランプ米大統領の無罪が確定

米国のトランプ大統領が、権限を乱用して圧力をかけたのではないかというウクライナ疑惑をめぐる弾劾裁判が行われた結果、無罪が確定した。

2020年2月1日

新型肺炎を指定感染症認定へ

政府は新型のコロナウイルスによる肺炎を強制 Q1 指定感染 的な入院も可能となる「指定感染症」とする政令を施行した。

2020年1月31日

英国がEUから離脱

英国が、欧州連合(EU)から離脱した。EUは、1952年に西ドイツ、フランスななど6カ国が始めた欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)が母体。欧州経済共同体(EEC)、欧州共同体(EC)を経て93年にはEUが発足し、加盟国間で人やモノの移動が自由に移動できるようにし、国家を超えた統合をめざした。その後、28カ国まで加盟国が増えたが、英国の離脱で初めて加盟国が減ることになる。英国内には、EUのルールに不満に思う人たちもおり、2016年に英国は国民投票を実施し、EU残留支持を離脱支持が上回った。その後、EUとの間で離脱交渉を続けていた。2020年12月までの「移行期間」のうちにEUとの間に新たな貿易ルールをまとめる必要がある。

2020年1月30日

新型肺炎めぐりWHOが「緊急事態」宣言

中国の湖北省武漢市を中心に感染が広がっている新型コロナウイルスによる肺炎について、世界保健機関(WHO)は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。中国国外でも感染が拡大したことが宣言の理由という。新型コロナウイルスをめぐっては、昨年12月31日に武漢市が原因不明のウイルス性肺炎が相次いでいると公表。1月9日に、新型コロナウイルスが検出されたことが明らかになっていた。WHOが緊急事態を宣言するのは6例目で、これまでに2009年の新型インフルエンザ(メキシコ・米国など)、14年のポリオ(アジア・アフリカ・中東)、14年のエボラ出血熱(西アフリカ)、16年のジカ熱(中南米)、19年のエボラ出血熱(アフリカ中部)について出されている。

2020年1月20日

「すかいらーく」全店で24時間営業を廃止へ

「ガスト」や「ジョナサン」などのファミリーレストランを運営するすかいらーくホールディングスは、4月までに全ての店舗で24時間営業を取りやめると発表した。24時間営業を155店を取りやめることを含め、566店で営業時間を縮める。同社以外の外食大手でも営業時間を縮める動きが進んでいる。

2020年1月18日

センター試験が最後の実施、来年から「大学入学共通テスト」に

今年で最後の実施となる大学入試センター試験が1月18・19日に全国で実施された。2021年1月からは、新たな試験「大学入学共通テスト」が始まる。センター試験が始まったのは1990年で、89年まで実施されていた共通一次試験は、国立大学のみが利用し、受験しないといけない教科・科目が決められていたのに対し、センター試験は私立大学の入試にも利用され、大学ごとに受験生に課す教科・科目を自由に決められるのが特徴だった。

2020年1月17日

地質年代に「千葉時代」と命名、日本の地名が初めて登場

国際地質科学連合は、地球史の中の77万4000年前から12万9000年前の時代を「チバニアン(千葉時代)」と呼ぶことを決めた。この時代の始まりを明確に示す地層が千葉県市原市にあることから、日本の研究者のチームが命名を申請していた。地質時代に日本の地名が付くのは初めて。

2020年1月15日

小泉環境相が「育休」取得へ

小泉進次郎環境大臣は、第一子の誕生以降の3カ月の間に通算2週間分の「育児休暇」を取得する考えを明らかにした。環境大臣としての公務を最優先にしながら、自宅で育児を過ごす時間を確保するという。短時間勤務や自宅で仕事をする「テレワーク」も取り入れる考え。政府は少子化対策のためもあり、男性の育児参加を推進している。大臣は、会社員や通常の公務員と異なり、勤務時間や休暇の制度がないが、小泉大臣は自分の判断で育児のための時間を確保する。

2020年1月12日

台湾総統 蔡氏再選

台湾総統選の投開票が行われ、民進党現職の蔡英文総統が再選を果たした。米中の覇権争いが続く中、蔡氏は自由や民主主義の価値観を共有するアメリカや日本と協調しながら、中国に対抗する基本路線を堅持する見通し。

2020年1月11日

英EU離脱 月末実現

イギリス下院は、イギリスの欧州連合(EU)からの離脱条件などを定める離脱協定案の関連法案を、賛成多数で可決した。離脱の是非を問う2016年の国民投票から約3年半を経て、イギリスの1月末の離脱が確実な情勢となった。

2020年1月7日

イラン核開発「無制限」

イラン政府が、2015年の核合意で定められた核開発の制限を事実上すべて撤廃するとの声明を出した。イランはアメリカによるイラン革命防衛隊の司令官殺害に対し、「軍事的報復」と核開発の両面で対抗する構えで、核兵器取得に近づく高濃縮ウランの生産に乗り出す可能性もある模様。

2020年1月6日

鉄筋コンクリ 寿命200年

コンクリート

100年程度とされる鉄筋コンクリートの耐用年数を、200年以上に伸ばす技術が開発された。日本では、1960年代の高度経済成長期に各地でインフラ整備が進み、2033年には道路橋の63%、トンネルでは42%が築50年を超えるとみられている。

2019年12月16日

温暖化対策強化を採択

マドリードで2日に始まった国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)は、温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」で各国に温暖化対策の強化を求める文書を採択し、閉幕した。先進国などが他国に削減支援をした場合のルールは合意に至らず、2020年のCOP26に先送りされた。

2019年12月14日

高輪ゲートウェイ 3月14日開業

高輪ゲートウェイ駅

JR各社が来春のダイヤ改正を発表した。JR東日本の山手線と京浜東北線の新駅「高輪ゲートウェイ」(東京都港区)は来年3月14日に開業する。山手線では1971年の西日暮里以来の新駅開業となる。

2019年12月14日

英保守党、総選挙圧勝

12日投開票のイギリス下院(定数650)総選挙は、ジョンソン首相率いる与党・保守党が第1党を維持し、単独過半数(326)を大きく超える365議席を獲得した。保守党が単独過半数を獲得したことで、イギリスがEUと結んだ離脱協定案や関連法案の下院通過が容易になり、離脱の実現に大きく近づいた。

2019年12月13日

国税収3年ぶり減

政府は、2019年度の一般会計の税収見通しを、60兆1800億円程度に下方修正する方針を固めた。法人税収の伸び悩みを受け、当初想定した62兆4950億円から2兆3150億円引き下げとなる。これによって、2018年度を下回り、3年ぶりの税収減となった。

2019年12月10日

露 五輪・パラ除外決定

五輪

世界反ドーピング機関(WADA)は、ロシアがドーピング検査に絡むデータを組織的に改ざんしたとして、2020年東京オリンピック・パラリンピックを含むスポーツの主要大会から4年間、ロシアを除外する処分を決定した。ロシアは2018年平昌冬季大会、来年の東京大会、2022年北京冬季大会の3大会続けてオリンピックから除外され、不正に関わっていないことが証明できた選手は個人資格で参加することが可能とのこと。

2019年12月7日

RCEP離脱 インド本気

RCEPは、日中韓や東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国など16か国による東アジア地域包括的経済連携のことで、2013年に交渉が始まった。インドは、その交渉からの離脱をすすめており、現実味を帯びつつある模様。

2019年12月5日

日米新貿易協定 来月発効へ

日米貿易協定が4日の参議院本会議で可決、承認された。日米貿易協定では、日本が環太平洋経済連携協定(TPP)の加盟国と同じ水準まで、アメリカ産の牛肉や豚肉などの農畜産物にかける関税を引き下げるとしている。日本が「聖域」と位置づける米は対象外とし、アメリカからの無関税輸入枠を設けないとしている。アメリカは、自動車分野以外で日本が輸出する幅広い工業品の関税を撤廃・削減するとのこと。

2019年12月1日

米「石油外交」有利に

アメリカエネルギー情報局(EIA)が29日に発表した統計で、アメリカが9月に、海外から輸入する原油・石油関連製品よりも輸出量が上回る「純輸出国」になったことがわかった。アメリカが純輸出国になったのは、掘削技術の進歩で、シェールオイルの生産が飛躍的に増えたことが要因とみられる。

2019年12月1日

国立競技場完成

国立競技場

2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新しい国立競技場(東京都新宿区)が、3年の工期を経て完成した。1964年東京大会で使われた旧国立競技場を2015年に撤去し、跡地に約1569億円を投じて建設された。正式名称は「国立競技場」となり、大会中は「オリンピック(五輪)スタジアム」の呼称で、オリンピック・パラリンピックでは開閉会式と陸上などの舞台となる。

2019年11月30日

冷戦終結30年

1989年12月3日、アメリカのブッシュ(父)大統領とソ連のゴルバチョフ書記長が地中海の島国・マルタで首脳会談を行い、東西冷戦が終結してから30周年となった。しかし、自由・民主主義と同時に進んだグローバル化は国際的なテロや移民などの難題が今も残っている。

2019年11月30日

中曽根康弘元首相死去

中曽根元首相

「戦後政治の総決算」を掲げ、戦後5番目の長期政権を築いた元首相の中曽根康弘氏が101歳で死去した。国鉄の分割・民営化などの行財政改革や、強固な日米関係の構築に指導力を発揮し、内政、外交の両面で大きな実績を残した。

2019年11月24日

香港民主派が議席8割超

香港で24日に行われた区議会(地方議会に相当)は、香港と中国両政府への抗議運動の支持を訴えた民主派が、直接選挙による議席数の8割超を獲得して圧勝した。民主派が区議選で過半数を制するのは1997年の中国返還以来初めて。しかし、香港、中国両政府が譲歩する見込みはうすいとの見方が強い。

2019年11月23日

ローマ教皇が38年ぶりに来日、核廃絶を訴え

世界のカトリック信者13億人の最高指導者であるローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が来日した。教皇が日本を訪れるのは、1981年のヨハネ・パウロ2世以来38年ぶり。長崎と広島を訪れ「戦争のために原子力を使うことは犯罪以外の何ものでもない」との演説で核兵器廃絶を訴え、東日本大震災の被災者や東京電力福島第1原子力発電所の事故による避難者とも面会した。

2019年11月22日

韓国が日本との軍事協定の破棄を「停止」

韓国は、日本との間で結んでいた軍事情報をめぐる協定を破棄する方針を「停止」することを決め、協定が延長されることになった。協定は、軍事情報包括保護協定(GSOMIA ジーソミア)と呼ばれ、防衛上の秘密情報を円滑に交換する枠組みで、韓国とは2016年に締結した。協定の有効期間は1年で、期限の90日前までに相手に終了の意思を伝えなければ自動延長される。しかし、韓国は日本が韓国向けの輸出管理を厳格化したことを理由に、8月23日に日本に破棄を通告した。日本と韓国の共通の同盟国である米国が強く懸念を示す事態になっていた。

2019年11月20日

安倍首相在任期間最長に

安倍晋三総理大臣の在職期間が、通算で2887日となり、憲政史上で最長となった。

2019年11月17日

プレミア12で日本優勝

野球の国際大会「第2回プレミア12」の決勝が、東京ドームで行われ、日本代表「侍ジャパン」が韓国を5-3で下し、初優勝を果たした。

2019年11月14日

大嘗祭が執り行われる

天皇陛下の即位にともなって行われる皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心的な儀式である「大嘗宮の儀」が皇居・東御苑で行われた。

2019年11月4日

アメリカがパリ協定離脱を正式表明

アメリカ合衆国は、気候変動への国際的な取り組みを決めた2015年の「パリ協定」からの離脱を正式に国連に通告しました。

2019年11月2日

ラグビーワールドカップ日本大会で南アフリカが優勝

ラグビーワールドカップの日本大会決勝が横浜国際総合競技場で行われ、南アフリカがイングランドを32-12で下し、3大会ぶり3度目の優勝を達成した。

2019年11月1日

東京オリンピックのマラソンと競歩の開催地が札幌へ

2020年の東京オリンピックのマラソンと競歩は、北海道の札幌で実施することが国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会で正式に決まった。

2019年10月31日

首里城で火災

沖縄県那覇市の首里城跡に復元された首里城で火災が発生し、正殿など7つの建物が焼失した。首里城跡は2000年に、他地域の城跡とともに「琉球王国のグスク(城)および関連遺産群」として世界遺産登録されている。

2019年10月29日

緒方貞子さん死去

日本人初の国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の国連難民高等弁務官として難民支援に貢献し、国際協力機構(JICA)元理事長だった緒方貞子さんが、22日に死去した。緒方貞子さんは、1991年から2000年まで10年間、国連難民高等弁務官を務め、イラクでのクルド人支援や高等弁務官事務所の財政立て直しなどに取り組んだ。

2019年10月23日

ソフトバンクが日本一

東京ドームでプロ野球の日本シリーズ2019第4戦が行われた。パ・リーグのソフトバンクが、セ・リーグの巨人を4-3で下し、日本一に輝いた。

2019年10月22日

「即位礼正殿の儀」行われる

天皇陛下が即位を国内外に披露するための儀式「即位礼正殿の儀」が、皇居・宮殿の「松の間」で行われた。また、天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に合わせ、政令恩赦「復権令」が公布され、即日施行された。「復権令」とは、罰金刑となり、納付から3年以上経過した人に限り、制限されている資格を一律に回復するというもの。

2019年10月14日

最後の「体育の日」

2018年に公布された「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」により、2020年から「体育の日」が「スポーツの日」に変わる。このため、今年の10月14日「体育の日」をもって、この名称の最後の日となる。

2019年10月13日

ラグビーワールドカップで日本代表が史上初のベスト8

ラグビー

ラグビーのワールドカップで、1次リーグA組の日本代表は、強豪スコットランドを28対21で破り、史上初の決勝トーナメントへの進出(ベスト8)を決めた。

2019年10月12日

台風19号東日本を直撃、各地で大規模な被害

台風

台風19号が日本列島を通過し、東海から関東、東北地方に大きな被害を出した。この台風は、関東地方を直撃した台風としては、この数十年で最強クラスで、14日の時点の国土交通省の発表によると、全国の37の河川・52か所で堤防の決壊が確認されたと発表している。また、この台風による死者数が14日時点で56人に上るとされている。

2019年10月9日

ノーベル化学賞に吉野彰氏

「リチウムイオン電池」の開発に大きく貢献した吉野彰氏がノーベル化学賞に選ばれた。これにより、日本のノーベル賞受賞者は、27人となった。

2019年10月5日

陸上の世界選手権の400mリレーで日本が銅メダル

カタールのドーハで行われた陸上の世界選手権の男子400mリレー決勝で、多田選手、白石選手、桐生選手、サニブラウン選手をそろえた日本が、37秒43のアジア新記録をマークし、2大会連続で銅メダルを獲得した。

2019年10月1日

幼児教育・保育の無償化始まる

認可保育所や幼稚園、認定こども園に通う3~5歳児の保育料を、原則無料とする「幼児教育・保育の無償化」が始まった。

2019年10月1日

消費税が10%に

消費税が8%から10%になった。政府はこれに合わせ、軽減税率の導入や、市場のキャッシュレス化を推進するために、スマホなどによる決済でのポイント還元などの政策をすすめる。

2019年10月1日

中国で建国70年の式典

中国建国70周年

中国(中華人民共和国)で、建国70年の式典が行われた。

2019年9月23日

16歳のグレタ・トゥンベリさんが世界各国首脳へ警告

国際連合の「気候行動サミット」で、将来を担う世代を代表してスウェーデンのグレタ・トゥンベリさん(16歳)が演説し、世界の各国指導者らが地球温暖化対策に本腰を入れないことに怒りの声を上げ、「あなたたちを注視している。私たちを失望させる選択をすれば、決して許さない」と、各国指導者に温暖化対策の即時実行を求めた。

2019年9月15日

65歳以上の「高齢者」の人口に占める割合28.4%

総務省の統計局によると、現在の高齢者人口は3,588万人で、人口に占める割合は、28.4%となり、過去最高を記録した。これにより、高齢者の占める割合は、世界で最も高くなった。

2019年9月14日

サウジアラビアの石油施設が攻撃される

サウジアラビアの石油施設2カ所が、ドローンによる攻撃を受けて炎上した。これによりサウジアラビアの石油生産能力の半分以上が影響を受ける模様。

2019年9月11日

第四次安倍再改造内閣発足

第四次安倍内閣

安倍内閣総理大臣は。内閣改造を行った。
《第四次安倍改造内閣の紹介へのリンク》

2019年9月9日

台風15号首都圏直撃

強い台風15号が千葉県に上陸した。関東に上陸した台風としては過去最強クラスとなっており、最大瞬間風速は千葉で57.5m、東京・羽田で43.2mなど記録的な暴風を観測した。この台風の影響で、千葉県のほぼ全域が停電になり、一週間たった14日の時点でも約14万戸で停電が発生しており、更に約2万4000戸で断水が続いている。

2019年9月1日

香港のデモ激化し、警察と衝突

香港デモ

香港で6月から続く中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案をきっかけとした抗議活動が激化し警察と衝突し、一部のデモ隊は空港を一時期占拠し、空港が閉鎖される事態へと発展した。香港政府トップの林鄭(りんてい)月娥(げつが)行政長官は4日に、大規模な抗議運動のきっかけとなった中国本土への犯罪容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の正式な撤回を発表した。

2019年8月28日

TICAD開催

政府が主導する第7回アフリカ開発会議(TICAD)が、横浜市で開催された。開幕にあたって、開会式で、安倍晋三首相は基調演説し、アフリカの経済発展に向け、日本から今後3年間で200億ドル(約2兆1000億円)を超える民間投資が実施されるよう支援する方針を表明した。また、日本とアフリカとのビジネス推進を担うリーダー人材3000人の育成を支援する考えも示した。

2019年8月28日

輸出優遇対象対象から韓国を除外

日本政府は、輸出管理の優遇対象国「グループA(旧ホワイト国)」から韓国を除外する政令を施行した。これは、7月の半導体材料など3品目に続く韓国向け輸出規制強化の第2弾となった。

2019年8月24日

G7サミット開催

フランス南西部ビアリッツで、主要7カ国首脳会議(G7サミット)が開催された。このサミットでは、自由貿易のあり方や地球温暖化対策などへの対応で、各国首脳の意見の隔たりが大きく、「首脳宣言」の採択は見送られた。

2019年8月23日

韓国がGSOMIA破棄を日本政府に通告

韓国政府が、日本政府に対して、日本と韓国との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄すると通告してきた。軍事情報包括保護協定(GSOMIA)とは、同盟国など親しい関係にある国と国の間で秘密軍事情報を提供し合う際、第三国への漏洩を防ぐために結ぶ協定のこと。

2019年8月22日

夏の高校野球「履正社」が初優勝

甲子園

甲子園球場で第101回全国高校野球選手権大会の決勝が行われ、5対3で履正社(大阪)が星稜(石川)を破り、初優勝した。

2019年8月4日

渋野日向子が日本勢で42年ぶりメジャー制覇

女子ゴルフのAIG全英女子オープンで、渋野日向子選手が、通算18アンダーで初優勝した。これは、1977年に全米女子プロを制した樋口久子選手以来42年ぶりの日本人海外メジャー制覇の快挙となる。

2019年8月2日

中距離核戦力全廃条約が失効

中距離核戦力全廃条約

アメリカとロシア(条約締結時はソ連)が1987年に結んだ中距離核戦力全廃条約(INF全廃条約)が、失効した。

2019年7月24日

ボリス・ジョンソン氏が英首相に就任

ボリス・ジョンソン首相

イギリスで保守党の党首を務めるボリス・ジョンソン氏が首相に就任した。ボリス・ジョンソン氏はその風貌と言動から「イギリスのトランプ」とも言われている。

2019年7月22日

参議院選挙で自民・公明の与党がその過半数を上回る議席を獲得

参議院選挙が行われ、自民党と公明党の与党がその過半数を上回る議席を獲得し、勝利した。今回の選挙から参議院の議員定数が変更となり、改選議席数は124議席(前回から3議席の増加)となった。今回の選挙で、注目を浴びている政党は、山本太郎氏を代表とする「れいわ新選組」(2議席獲得)と、立花孝志氏を党首とする「NHKから国民を守る党」(1議席獲得)だった。

2019年7月17日

令和初の「芥川賞」は今村夏子氏、「直木賞」は大島真寿美氏

日本文学振興会は、令和初となる「第161回芥川龍之介賞・直木三十五賞」を発表した。「芥川賞」は今村夏子氏の「むらさきのスカートの女」、直木賞は大島真寿美氏の「渦 妹背山婦女庭訓(いもせ やまおんなていきん) 魂結(たまむす)び」が受賞した。

2019年7月6日

「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産に

大仙古墳

国内最大の古墳、「仁徳天皇陵(大仙古墳)」などからなる大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産に登録されることが決定した。

2019年7月1日

韓国向けの半導体材料の輸出管理を厳格化

経済産業省は、韓国を対象に半導体材料の輸出管理を厳格化すると発表した。これにより、4日からフッ化ポリイミド 、レジスト 、フッ化水素など3品目を包括輸出許可制度から個別の輸出許可へ転換する。

2019年6月30日

板門店で事実上3回目の米朝首脳会談

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正恩国務委員長(朝鮮労働党委員長)とアメリカ合衆国のトランプ米大統領は、板門店の韓国側施設「自由の家」で、事実上の3回目の米朝首脳会談を行った。この会談は、トランプ大統領のツイートに、北朝鮮側が応じる形で急きょ面会が実現した形となった。

2019年6月28日

大阪でG20サミット

G20サミット

大阪府のインテックス大阪でG20大阪サミットが開かれる。

2019年6月20日

日本人初のNBAドラフト1巡目指名、八村塁

八村塁選手

アメリカのニューヨークで行われたアメリカプロバスケットボールNBAのドラフト会議で、八村塁選手がワシントン・ウィザーズから1巡目の全体9位で指名を受けた。ドラフト1巡指名は日本人として初の快挙。

2019年6月18日

新潟で震度6強の地震

山形沖を震源とするマグニチュード6.7の地震があり、新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱が観測された。

2019年6月18日

新種の恐竜か

むかわ竜

北海道大総合博物館の小林快次教授らの研究グループは、北海道むかわ町で発見されたハドロサウルス科恐竜の化石(通称むかわ竜)について、骨の特徴から新種の可能性が極めて高いと発表した。化石は、北海道むかわ町穂別の約7200万年前(白亜紀後期)の地層で発見され、全身骨格では国内最大とされている。頭部から尾部までの全長約8メートル、体高約4メートルと推定されている。

2019年6月16日

香港で200万人規模のデモ

香港で、香港政府が推し進める「逃亡犯条例」改正案の審議に対して反対する大規模なデモが起こった。デモの規模は主催者発表によると200万人規模となり、香港史上最大のものとなった。これにより、香港政府は、改正案が事実上の廃案になるとの見通し。

2019年6月15日

レジ袋有料化

長野県軽井沢町で開幕したG20エネルギー・環境大臣会議で世耕弘成 経済産業相は、全国のスーパーやコンビニなど、小売店で使われるプラスチック製レジ袋について、早ければ来年4月から有料化を義務づける方針を表明した。

2019年6月13日

日本のタンカーなど2隻が攻撃される

日本の海運会社が運航するタンカーなど2隻が、ホルムズ海峡付近で攻撃を受けた。

2019年6月8日

サニブラウン選手が9秒97の日本新記録

陸上全米大学選手権の男子100メートル決勝で、サニブラウン・ハキーム選手が9秒97の日本新記録を樹立した。

2019年6月7日

日本の出生率は1.42

厚生労働省は、2018年の人口動態統計月報年計(概数)を発表した。これによると、出生数は前年比2万7,668人減の91万8,397人で、1899年の調査開始以来過去最少となり、合計特殊出生率は、前年比0.01ポイント減の1.42になった。

2019年5月25日

トランプ大統領来日

令和の元号が始まって初の国賓として、米国のトランプ大統領が来日した。日米首脳会談も行われる予定。

2019年5月25日

千葉県で震度5弱の地震

千葉県南部を震源とするM5.1の地震が発生。最大震度は5弱を観測。

2019年5月15日

米国がファーウェイなどに禁輸措置

トランプ大統領は、米国企業に対して脅威があるとみられる通信機器の使用を禁じる大統領令に署名した。これは、中国の通信機器大手ファーウェイなどに対する事実上の輸出禁止の措置となる。

2019年5月14日

「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産へ

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関イコモスが、世界文化遺産に大阪府にある「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」を登録するよう勧告した。大阪府堺市にある巨大前方後円墳である大仙古墳(仁徳天皇陵)に代表される「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」が、「傑出した古墳時代の埋葬の伝統と社会政治的構造を証明し普遍的価値がある」と評価されたもの。正式には、6月30日~7月10日にアゼルバイジャンで開かれるユネスコ世界遺産委員会で決定されるもようで、登録されれば、日本では、19件目の世界遺産になる。

2019年5月11日

日本人二人目の9秒台

米国で行われた陸上大会で、陸上男子短距離のサニブラウン・ハキーム選手が、大会の男子100mで9秒99をマークし優勝した。これは、日本人選手としては2人目の9秒台となる。

2019年5月4日

国内初の民間ロケット打ち上げ成功

実業家の堀江貴文さんが出資する宇宙ベンチャー企業のインターステラテクノロジズの小型ロケット「MOMO」3号機が、北海道の大樹町から打ち上げられた。ロケットは、民間単独のロケットとして国内で初めて高度113.4キロの宇宙空間に到達し、打ち上げは成功した。

2019年5月1日

令和元年

午前0時に新しい天皇が皇太子から即位され、新しい元号「令和」が始まった。新しい天皇陛下は午前に、宮殿で国事行為の「剣璽等承継の儀」と「即位後朝見の儀」を行われた。これにより、前の天皇陛下は、上皇となられ、また、皇太子妃だった雅子さまは新皇后に、前の皇后美智子さまは上皇后となられた。

2019年4月30日

退位礼正殿の儀

天皇陛下の退位の儀式となる「退位礼正殿の儀」が、皇居で行われた。天皇の退位は、江戸時代の光格天皇以来202年ぶりのこと。

2019年4月15日

ノートルダム大聖堂で大規模な火災

ノートルダム大聖堂

仏国のパリ中心部にある観光名所ノートルダム大聖堂で、大規模な火災が発生した。

2019年4月10日

ブラックホールの撮影に成功

ブラックホール

ブラックホールの姿を直接とらえることを目標とする日本やアメリカなどからなる「事象の地平面望遠鏡(イベント・ホライズン・テレスコープ)」プロジェクトが、世界6か国で同時記者会見を開き、史上初めて捉えたブラックホールの姿を公開した。この超大質量ブラックホールは、地球から約5,500万光年の距離にあり、質量は太陽の65億倍とされる。

2019年4月9日

新紙幣のデザイン決定

新紙幣

財務省は、1万円、5千円、千円の紙幣(日本銀行券)を約20年ぶりに刷新して2024年度上期から発行することを発表した。新紙幣の顔は1万円札が渋沢栄一、5千円札が津田梅子、千円札が北里柴三郎に変更となる。

2019年4月3日

春の高校野球は東邦が優勝

第91回選抜高校野球の決勝戦が行われ、東邦(愛知)が習志野(千葉)を6対0で破り、史上最多の5度目の優勝を飾った。

2019年4月1日

新元号は「令和」

令和

政府は新しい元号が「令和」であると発表した。新元号に改まるのは、5月1日の皇太子さまの新天皇即位後となる。

2019年3月21日

英国のEU離脱が延期に

EU首脳は、ベルギーのブリュッセルで、3月29日に迫ったイギリスのEU離脱期日の延期について協議した。その結果、イギリス議会が離脱案を承認すれば、5月22日まで離脱期日を延期することで合意した。また、承認しなかった場合は、延期は4月12日までとし、それまでに「合意なき離脱」に進むのか、さらに長い延期にするのか決めるよう、英国に求めている。

2019年3月21日

イチロー選手引退

イチロー選手

米国の大リーグ、マリナーズのイチロー(本名:鈴木 一朗)外野手が、記者会見し、第一線を退く引退を表明した。

2019年3月19日

キトラ古墳壁画が国宝指定へ

キトラ古墳

奈良県明日香村のキトラ古墳の壁画が「国宝」に指定されることが決定した。キトラ古墳は約1300年前の飛鳥時代につくられ、石室の四方の壁には方角の守り神である、青龍・朱雀・白虎・玄武の「四神」が描かれている。また、奈良市の唐招提寺の木彫像や京都市山科区の安祥寺の木像も新たに国宝に指定される。

2019年3月15日

ニュージーランドで銃乱射事件

ニュージーランドのクライストチャーチの2ヶ所のモスクで銃乱射事件が発生し、死者が50人に達した。また、負傷者も50人に達しており、ニュージーランド史上最悪の事件となった。

2019年2月27日

米朝首脳会談が物別れ

米朝首脳会談

ベトナムで米国のトランプ大統領と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正恩朝鮮労働党委員長が首脳会談を行った。この会談で当初予定されていた合意文書の署名式は行われず、不調に終わった。

2019年2月24日

紀平梨花が国際大会で6戦全勝

紀平梨花選手

オランダで、フィギュアスケート・チャレンジカップの女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の紀平梨花選手は、フリーで141.90点をとり、合計208.34点で逆転優勝した。これにより、紀平選手は、主要大会のグランプリ(GP)ファイナルや四大陸選手権などに続き、国際大会6戦全勝となった。

2019年2月24日

辺野古埋め立てに関する沖縄県民投票で7割が反対

沖縄の米軍普天間基地の移設に伴う名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う沖縄県民投票が行われ、埋め立て「反対」が投票総数の約7割を超えて多数となった。最終投票率は52.48%だった。

2019年2月22日

「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」への着陸成功

2014年に打ち上げられた探査機「はやぶさ2」が、地球からおよそ3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」への着陸に成功した。「はやぶさ2」は、小惑星の岩石などを採取し、2020年の末に地球に戻る予定。

2019年2月21日

北海道で震度6弱の地震

北海道胆振(いぶり)地方中東部を震源とするマグニチュード5.8の地震が発生した。震度は北海道厚真町で震度6弱が観測された。

2019年2月20日

スーパームーン各地で観測

スーパームーン

月が地球に最も近づいた状態になる「スーパームーン」が、各地で観測された。

2019年2月5日

米朝首脳会談ベトナムで

アメリカのトランプ米大統領は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との米朝首脳再会談を、2月27・28両日にベトナムで開くことを正式に発表した。

2019年2月3日

ベネズエラ全土で大規模デモ

ベネズエラでは、マドゥロ大統領の退陣を求めて、全土で大規模な反政府デモが行われた。また、野党指導者のグアイド国会議長が暫定大統領となることを表明し、政情は混迷を極めている。

2019年2月1日

アメリカがロシアとのINF全廃条約を停止

アメリカ合衆国のポンペオ米国防長官は、ロシアとの中距離核戦力(INF)全廃条約を停止すると発表し、2日に条約の破棄を正式に通告した。これを受け、ロシアもアメリカと同様にINF条約の履行を停止すると表明した。

2019年1月26日

大坂なおみ選手が全豪オープンを初制覇

大坂なおみ選手

テニスの全豪オープンが、オーストラリア・メルボルンで行われた。女子シングルス決勝で世界ランキング4位で第4シードの大坂なおみ選手は、第8シードのペトラ・クビトバ選手に勝利し、昨年の全米に続く4大大会優勝を飾った。これは、日本勢男女を通じての初優勝となる。また、これにより、28日に発表された世界ランキングは男女を通じてアジア勢で初の第1位となった。

2019年1月18日

イプシロン打ち上げ成功

イプシロンロケット

イプシロンロケット4号機が、鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げに成功した。このロケットには7つの衛星が搭載されており、すべてを予定の軌道に投入した。中でも、宇宙ベンチャー企業の「ALE」という衛星は、人工的に流れ星を作り出す世界初の機械が搭載されている。

2019年1月16日

芥川賞と直木賞決定

第160回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が開かれ、芥川賞は上田岳弘さんの「ニムロッド」と町屋良平さんの「1R1分34秒」が選ばれた。また、直木賞は真藤順丈さんの「宝島」が選ばれた。

2019年1月10日

吉田沙保里選手引退

吉田沙保里選手

「霊長類最強」と称されたレスリング女子の吉田沙保里選手が都内のホテルで引退会見を行った。吉田選手は04年アテネ、08年北京、12年ロンドンとオリンピック3連覇を達成し、また、世界大会は02年から15年まで13連覇を達成。その功績を認められ2012年には国民栄誉賞を受賞した。

2019年1月7日

出国税導入

日本を出国する人から1人当たり1000円を徴収する「国際観光旅客税」いわゆる「出国税」が導入された。

2019年1月3日

箱根駅伝で東海大が初の総合優勝

箱根駅伝が行われ、往路2位の東海大学が、往路トップの東洋大学を逆転して初の総合優勝を果たした。

2019年1月3日

中国の宇宙船が月の裏側に着陸

中国の宇宙船が月の裏側への着陸に成功した。月の裏側への着陸は世界初とのこと。

2018年12月31日

TPP11が発効

米国を除く11カ国による環太平洋連携協定のTPP11が、発効した。TPP11は、参加11カ国のうち国内の議会承認手続きなどを終えたメキシコ、日本、シンガポール、ニュージーランド、カナダ、オーストラリアの6カ国域内で適用され、その後順次適用されてゆく予定。

2018年12月26日

日本が国際捕鯨委員会から脱退へ

日本政府は、商業捕鯨の再開に向けて、国際捕鯨委員会(IWC)から脱退することを正式に発表した。

2018年12月21日

韓国の駆逐艦からレーダー照射

防衛省は、韓国(大韓民国)海軍の駆逐艦が石川県・能登半島沖の日本海で海上自衛隊のP1哨戒機に対して、火器管制レーダーを照射したと明らかにした。この問題について、日本側と韓国側の主張が真っ向から対立しており、今後の日韓関係に波紋を広げている。

2018年12月13日

カタールがOPEC脱退を表明

中東の産油国であるカタールが、石油輸出国機構(OPEC)からの脱退を決めた。

2018年11月29日

「来訪神 仮面・仮装の神々」が無形文化遺産に

ナマハゲ

国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、「男鹿のナマハゲ」(秋田県)など8県10の伝統行事からなる「来訪神 仮面・仮装の神々」を無形文化遺産に登録することが決まった。

2018年11月24日

大阪での万博開催が決定

大阪万博

2025年の万博の開催地を決める投票が、フランスのパリで行われ、ロシアのエカテリンブルクとの決選投票の結果、大阪に決定した。日本での万博の開催は2005年の愛知万博以来のことで、大阪での開催は1970年以来、55年ぶりのこととなった。

2018年11月16日

キログラムの定義が変更

キログラム定義

国際度量衡総会にて、国際単位系(SI)のうち、キログラムを含む4単位の定義改定が審議され、新定義が採択された。新定義は2019日5月20日から適用される。定義が改定されたのは、質量の「キログラム(kg)」、物質量の「モル(mol)」、熱力学温度の「ケルビン(K)」、電流の「アンペア(A)」の4つ。

2018年11月12日

大谷翔平選手がアメリカン・リーグの新人賞を獲得

大谷翔平選手

アメリカ大リーグ(MLB)のエンゼルスに所属する大谷翔平選手が、アメリカン・リーグの新人王に選ばれた。大谷選手は投手として10試合に登板し、4勝2敗、防御率3. 31、打者としては104試合に出場し、打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁の成績だった。

2018年11月6日

米国で中間選挙終了

アメリカのトランプ大統領にとって就任後初の国民の審判となる「中間選挙」の開票が終わった。上院ではトランプ大統領を支持する与党の共和党が、下院では野党民主党が勝利し、議会の上下院でねじれが生じた。今後のトランプ大統領の政権運営に影響が出ると予想される。

2018年11月5日

日本政府、韓国政府を国際司法裁判所に提訴する方針

日本政府は、韓国の最高裁判所によって、戦時中の元徴用工に日本企業に賠償を命じる判決を出した問題で、今後の韓国政府の対応次第で、国際司法裁判所に提訴する方針を固めた。徴用工問題は1965年の「日韓請求権協定」で「完全かつ最終的に解決」しているとされている。

2018年11月3日

福岡ソフトバンクホークスが2年連続日本一

福岡ソフトバンクホークス

日本シリーズで福岡ソフトバンクホークスが広島東洋カープを破り、2年連続の日本一に輝いた。

2018年10月31日

ドイツのメルケル首相が任期満了後の引退を表明

メルケル首相

ドイツ初の女性首相で、2005年から継続して首相を務めてきたアンゲラ・メルケル首相が2021年までの首相任期を務めた後に引退することを表明した。

2018年10月24日

拘束されていた安田純平さん解放

内戦中のシリアに密入国し、武装勢力に拘束されていたとされるフリージャーナリストの安田純平さんが、3年4カ月ぶりに解放され、帰国した。健康状態には問題なく良好とのこと。

2018年10月23日

中国へのODA(政府開発援助)終了の見通し

日本が中国に対しておよそ40年続けてきたODA(政府開発援助)を、今年度を最後に終了する見通しとなった。今後は対等な立場として、途上国支援などで連携を図る予定。

2018年10月21日

トランプ大統領、中距離核戦力全廃条約からの離脱を表明

トランプ大統領

アメリカのトランプ大統領は、アメリカとロシアが1987年に結んだ軍事条約『中距離核戦力(INF)全廃条約』から離脱すると表明した。ロシア側の条約違反を理由としている。

2018年10月18日

将棋の藤井聡太七段が新人王戦で最年少優勝

将棋の藤井聡太七段が第49期新人王戦で初優勝を果たした。16歳2か月での優勝は同大会での最年少記録を31年ぶりの更新となった。

2018年10月12日

世界オセロ選手権で福地啓介さんが最年少優勝

10月9日からチェコの首都プラハで行われた第42回世界オセロ選手権で、福地啓介さんが弱冠11歳にしてオセロ世界王者に輝き、最年少優勝の記録を更新した。

2018年10月7日

築地市場営業終了、豊洲市場へ

築地市場

日本の台所とも呼ばれた東京都中央区の築地市場が83年の歴史に幕を閉じた。移転先は東京都江東区の豊洲市場で、7日からは市場内で物資の運搬をする「ターレ」の移動が話題となった。10月に開場予定。

2018年10月3日

インドネシアのソプタン山が噴火

火山噴火

インドネシア中部にあるスラウェシ島のソプタン山が噴火した。9月28日に起きた地震で甚大な被害を受けた中部の都市パルまでは約600km離れており、噴火の影響はないとのこと。

2018年10月2日

第四次安倍改造内閣発足

第四次安倍改造内閣

安倍内閣総理大臣は内閣改造を行った。
《第四次安倍改造内閣の紹介へのリンク》

2018年10月1日

ノーベル医学生理学賞に本庶佑氏

本庶佑氏

スウェーデンのカロリンスカ研究所は、2018年のノーベル医学生理学賞を、がんの免疫療法を開発した京都大の本庶佑・特別教授に授与すると発表した。本庶佑特別教授は、免疫に関係するPD-1やPD-L1といった分子の働きを研究し、免疫チェックポイント阻害因子の発見とがん治療への応用が評価され、画期的ながん治療薬「オプジーボ」の開発にもつながった。

2018年9月20日

自民党総裁選安倍首相が勝利

総裁選挙

自由民主党の総裁を選ぶ選挙が行われ、安倍晋三首相が石破茂氏を破り3選を果たした。安倍首相は10月にも内閣改造を行う予定。

2018年9月8日

女子テニスで日本人初の四大大会制覇

大坂なおみ選手

アメリカ・ニューヨークで行われた全米オープン・シングルス決勝で、女子テニスの大坂なおみ選手がセリーナ・ウィリアムズ選手を2対0で破り、日本人初の全米オープン制覇を成し遂げた。

2018年9月6日

北海道で最大震度7の地震が発生

北海道地震

北海道の胆振(いぶり)地方中東部を震源とするM6.7の地震が発生した。この地震により、北海道厚真町で最大震度7を観測し、北海道全域での停電や家屋の倒壊、土砂崩れ、液状化現象など各地で大きな被害が出た。また、気象庁は、この地震を「平成30年北海道胆振東部地震」と命名した。

2018年9月4日

台風21号で大阪を中心に近畿地方で大きな被害

台風の目

非常に強い勢力を保ったまま徳島に上陸し近畿地方を北上した台風21号は、近畿地方各地に暴風により甚大な被害をもたらした。この台風で、関西国際空港では、最大瞬間風速が観測史上最大の58.1mを記録し、また、高潮も過去最高潮位を超える329㎝を観測した。

2018年8月27日

さくらももこさん死去

まる子

漫画ちびまる子ちゃんの作者で漫画家のさくらももこさんが、15日に乳がんのため死去していたことがわかった。ちびまる子ちゃんは、作者自身の経験をもとに、小学3年生の主人公「まる子」の目線からコミカルに日常生活を描いた作品で、アニメ化もされている人気作品だった。

2018年8月21日

夏の甲子園は大阪桐蔭が優勝

甲子園球場

第100回全国高等学校野球選手権記念大会の決勝が行われた。決勝戦では、大阪桐蔭(北大阪)が、初優勝を目指した金足農業(秋田)を13対2で下し、4年ぶり5回目の優勝を果たした。

2018年7月31日

火星が地球に大接近

火星

15年ぶりに火星が地球との距離にして6000㎞を切り、地球に大接近した。

2018年7月23日

熊谷で国内最高の41.1度を記録

埼玉県熊谷市で、国内の観測史上最高を更新する41.1度を記録した。

2018年7月22日

東京オリンピック・パラリンピック大会のマスコット名が決定

オリンピック

2020年東京オリンピック・パラリンピックの大会マスコット名が決定した。オリンピックのマスコット名は「ミライトワ」、パラリンピックのマスコット名は「ソメイティ」となった。

2018年7月18日

芥川賞と直木賞が決定

「第159回芥川龍之介賞」および「第159回直木三十五賞」の受賞作品が発表された。芥川賞には高橋弘希氏の「送り火」、直木賞には島本理生氏の「ファーストラヴ」がそれぞれ受賞となった。

2018年7月15日

サッカーワールドカップはフランスが優勝

サッカーワールドカップ

ロシアで行われていたサッカーワールドカップの決勝で、フランスがクロアチアを破り20年ぶり2回目の優勝を果たした。日本は決勝トーナメント1回戦での敗退となった。

2018年7月2日

羽生結弦選手に国民栄誉賞

羽生結弦さん

2月に行われた平昌オリンピックで、2大会連続の金メダル獲得を果たしたフィギュアスケートの羽生結弦選手に、国民栄誉賞が授与された。

2018年6月30日

長崎の潜伏キリシタンが世界遺産に認定

天主堂

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に正式登録された。これは、17世紀から19世紀にわたる江戸時代の禁教政策下で、潜伏キリシタンが密かにキリスト教を伝えた歴史に関連するもの。現存する最古の教会である長崎市の「大浦天主堂」や熊本県天草市の「天草の崎津集落」など、長崎と天草地方に所在する12の資産から構成されている。これによって、日本国内の世界遺産は22となった。

2018年6月27日

小惑星探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウに到着

はやぶさ2

小惑星探査機はやぶさ2が、約3年半の宇宙航行の末、目的地の小惑星リュウグウ(地球から約3億km)に到着した。今後、約1年半の間に3度リュウグウに着陸し、岩石採取などを行い、20年に地球に持ち帰る計画。

2018年6月24日

新潟県津南町で最年少町長誕生

新潟県津南町で町長選の投開票が行われ、無所属新人の桑原悠氏が初当選。桑原氏は31歳で、全国で最年少の町長となった。

2018年6月18日

大阪府で震度6弱の地震

大阪府北部で最大震度6弱の地震が発生。各地でこの地震による被害が出ており、ライフラインにも影響が出た。

2018年6月17日

北マケドニア共和国が誕生

マケドニア国旗

ギリシャとマケドニアは、マケドニアが国名を「北マケドニア共和国」に変更するとした合意に調印しました。今後、「北マケドニア共和国」への改名については両国の議会で採決が行われる他、マケドニアでは国民投票も行われる予定。

2018年6月14日

サッカーワールドカップ開幕

サッカーワールドカップ

ロシアでサッカーのワールドカップが開催された。

2018年6月13日

改正民法成立

改正民法が、参議院本会議で可決、成立した。この民法は22年の4月1日から施行予定。主な改正点に、成人年齢を20歳から18歳に引き下げに伴う女性の婚姻開始年齢の引き上げが盛り込まれ、婚姻開始年齢は男女とも18歳に統一となるなどがある。

2018年6月12日

米朝首脳会談が開催

米朝会談

シンガポール南部セントーサ島のカペラホテルで、米国のトランプ大統領と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の金正恩委員長との間で史上初の米朝首脳会談が行われた。会談では、非核化に関する合意文書が交わされが、当初目指していた「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」は見送られた。

2018年6月8日

シャルルボワサミットが開催

サミット

カナダのシャルルボワでの主要7カ国首脳会議(G7サミット)が開かれた。次回のサミットは、フランスのピアリッツの予定。サミット参加国と首脳及び参加者は、フランス:エマニュエル・マクロン大統領、アメリカ:ドナルド・トランプ大統領、イギリス:テリーザ・メイ首相、ドイツ:アンゲラ・メルケル首相、日本:安倍晋三首相、イタリア:ジュゼッペ・コンテ首相、カナダ:ジャスティン・トルドー首相

2018年6月3日

金井宇宙飛行士が地球に帰還

金井宣茂さん

国際宇宙ステーション(ISS)に約半年間滞在していた日本人宇宙飛行士の金井宣茂さんと、アメリカ、ロシアの宇宙飛行士2人を乗せたロシアのソユーズ宇宙船が、中央アジアのカザフスタンの草原地帯に無事着陸し、地球に帰還した。

2018年6月1日

羽生結弦が国民栄誉賞

羽生結弦さん

平昌五輪で2大会連続金メダルを獲得した男子フィギュアの羽生結弦選手が国民栄誉賞を受賞することが決定した。

2018年5月19日

是枝裕和監督の「万引き家族」がパルムドールを受賞

是枝裕和監督

フランスで、第71回カンヌ国際映画祭の授賞式が行われ、是枝裕和監督がコンペティション部門に出品していた作品「万引き家族」が、最高賞のパルムドールを受賞した。

2018年5月19日

イギリスでロイヤルウェディング

ヘンリー王子とメーガンさん

イギリスの故ダイアナ元妃の次男であるヘンリー王子とアメリカの女優メーガン・マークルさんは、ロンドン郊外にあるウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で結婚式を挙げた。イギリスの王族男性とアメリカ人女性の結婚は約80年ぶりのことになり「開かれた王室」をアピールできた。

2018年5月18日

高校生棋士藤井聡太氏が、史上最年少の七段に昇段

大阪で開かれた将棋の竜王戦のランキング戦5組の準決勝の対局で、高校生プロ棋士の藤井聡太六段が勝利し、15歳9カ月で史上最年少の七段へ昇段となった。これは、加藤一二三九段の持つ17歳3カ月の最年少記録を61年ぶりに塗り替えたことになる。

2018年5月14日

アメリカが大使館をエルサレムに移転

アメリカ合衆国のトランプ政権は、イスラエルにある大使館をこれまでのテルアビブから首都として認定したエルサレムに移転した。これにより、このことに反発を強めるパレスチナ側が反発し、各地で抗議デモや衝突が起こった。

2018年5月9日

日中韓首脳会談

日本と中国と韓国の三カ国による日中韓首脳会談が約2年半ぶりに開かれ、北朝鮮の完全な非核化に向けて連携していくことで一致した。

2018年5月7日

国民民主党結党

民進党と希望の党が合流した新党「国民民主党」の結党大会が開かれた。新党参加者は、衆議院と参議院の国会議員合わせて62人にのぼる。代表は旧民進党代表の大塚耕平参院議員と旧希望の党代表の玉木雄一郎衆院議員の共同代表となった。

2018年5月5日

火星探査機「インサイト」打ち上げ成功

インサイト

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、火星探査機「インサイト」を搭載した「アトラスV」ロケットのヴァンデンバーグ空軍基地からの打ち上げに成功した。インサイトは約半年後の11月26日、火星の赤道のすぐ北側に着陸する予定で、火星の内部構造に関する人類の知識を広げることや、有人探査に向けて情報を得ることを目的としている。

2018年5月4日

潜伏キリシタン関連遺産が世界遺産に

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)が、長崎県から熊本県に渡る「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を世界文化遺産に登録するよう勧告されたことが発表された。順調に推移すれば、正式には6月24日から中東のバーレーンであるユネスコ世界遺産委員会で、登録される予定。

2018年5月3日

キラウエア火山が噴火

キラウェア

アメリカ合衆国ハワイ州のハワイ島にあるキラウエア火山が噴火した。噴火に伴い4日にはマグニチュード6.9の地震もあり、噴火は今後しばらくは続くと見られる。

2018年5月2日

大谷翔平選手が月間最優秀新人に選出

大谷翔平選手

アメリカのメジャーリーグで活動しているエンゼルスの大谷翔平選手が、3・4月のア・リーグの月間最優秀新人に選ばれた。

2018年4月27日

南北首脳会談が行われる

韓国と北朝鮮の軍事境界線にある板門店の韓国側施設「平和の家」で、韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩労働党委員長が首脳会談を行った。会談後、「板門店宣言」が署名され、「南北は完全な非核化を通じて、核のない朝鮮半島を実現するという共同の目標を確認した」と発表された。

2018年4月19日

霧島連山の硫黄山が噴火

宮崎、鹿児島県境にある霧島連山の硫黄山が噴火した。

2018年4月18日

日米首脳会談

日本の安倍晋三総理大臣がアメリカ合衆国を訪問し、アメリカ合衆国のトランプ大統領と日米首脳会談が行われた。この首脳会談では、日米の貿易や経済問題と米朝首脳会談に向けての内容が話し合われた。

2018年4月18日

新型宇宙望遠鏡(探査衛星)の打ち上げに成功

アメリカ国航空宇宙局(NASA)は、新しい系外惑星探査衛星「TESS」の打ち上げに成功した。TESSは約2年かけて宇宙の全天を観測し、太陽系外にある惑星を発見することを目指す。

2018年4月17日

伊豆半島が世界ジオパークに

伊豆半島

フランス・パリで開催されていた第204回ユネスコ(国連教育科学文化機関)執行委員会で、「伊豆半島」がユネスコ世界ジオパークとして認定された。伊豆半島は県東部・伊豆15市町の約2000km2で構成されており、火山弧同士の衝突が現在進行形で起こる世界唯一の場所などの特徴を有しており、約2千万年の伊豆半島の形成や活動に関する痕跡を確認できるそう。

2018年4月13日

米英仏がシリアを攻撃

アメリカとイギリスとフランスが共同でシリアを攻撃した。13日にはアメリカとイギリスとフランスが共同で「シリア政権の化学兵器の製造・使用能力」を標的とした空爆を行い、14日には、化学兵器関連施設3か所を標的に、合わせて105発のミサイルで攻撃を加えた。これらの行動は、シリアが化学兵器を使ったことに対しての制裁措置で、シリアの化学兵器の使用を止めるための行為であったと発表された。

2018年4月9日

島根県で震度5強の地震

島根県西部で最大震度5強の地震が発生した。マグニチュードは6.1と観測された。

2018年4月5日

新燃岳で再び爆発的噴火

新燃岳

鹿児島県と宮崎県の県境にある霧島連山の新燃岳が爆発的噴火を起こした。気象庁によると、噴煙は5000mに達し、その後も噴火は続き、気象衛星データの解析で約8000mまで上がったと推定された。これまでも、度々噴火が認められたが、今回の噴火は3月以降の噴火では最も高くまで噴煙が達した。また、この噴火により、小規模の火砕流も観測された。

2018年4月4日

フェイスブックで情報流出

アメリカの交流サイト大手「フェイスブック」の個人情報が流出した問題で、最大8,700万人分のデータが流出していたことが判明した。この問題を受け、フェイスブックのザッカーバーグCEO(最高経営責任者)は議会で、企業のデータ使用と保護などについて説明した。

2018年4月4日

春の選抜高校野球、大阪桐蔭が優勝

甲子園球場で春の選抜高校野球の決勝が行われ、大阪桐蔭が5対2で智弁和歌山を下し、史上3校目のセンバツ連覇を成し遂げた。

2018年3月30日

「即位礼」が決定

政府は、新天皇が即位を内外に宣言される「即位礼正殿の儀」を2019年10月22日に国事行為として行なうことを発表した。

2018年3月29日

大谷翔平選手がメジャーで大活躍

今シーズンのアメリカメジャーリーグのエンゼルスでプレーする大谷翔平選手が初安打を記録した。

2018年3月27日

財務省の決裁文書改ざん巡り証人喚問

森友学園への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざん問題をめぐり、衆議院と参議院の予算委員会で佐川宣寿前国税庁長官への証人喚問が行われた。この証人喚問は、森友学園へ国有地を売却した際の財務省の決裁文書が改ざんされ、国会に提出されたことをめぐり、その詳細を聞くために開かれた。

2018年3月25日

中朝首脳会談

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の金正恩朝鮮労働党委員長が中国を訪問し、中国(中華人民共和国)の習近平国家主席と中朝首脳会談を行った。会談では、朝鮮半島の非核化の問題や中国との関係改善などが話し合われたと見られる。

2018年3月24日

高梨沙羅選手がW杯男女歴代単独最多記録55勝目

高梨沙羅選手

ドイツのオーベルストドルフで行われた女子ジャンプで高梨沙羅選手が2連勝をとげ、55勝目を挙げた。自身のワールドカップ男女歴代単独最多記録を更新した。

2018年3月18日

プーチン大統領が圧勝で再選

ロシアで大統領選挙が行われ、圧勝でプーチン大統領の4選となった。

2018年3月14日

宇宙物理学者のホーキング博士が死去

ホーキング博士

英国の物理学者で独自のブラックホール理論を提唱した宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング博士が、死去した。ホーキング博士は21歳の時に筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されたが、その後も車いすを利用して精力的に活動を行っていた。

2018年3月12日

森友学園に関する決裁文書の書き換え問題

財務省は、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する問題で、決裁文書の書き換えを認める調査結果を国会に報告した。この問題で、内閣支持率が急速に下がり、混迷を深めている。

2018年3月6日

新燃岳で噴火

宮崎県と鹿児島県の県境にある霧島連山の新燃岳で、爆発的噴火が起こった。その後、火口から溶岩が流れ出る様子が観測された。

2018年2月25日

平昌オリンピック閉幕

韓国の平昌で行われた冬季オリンピックが閉幕した。日本のメダル数は、金メダル4個、銀メダル5個、銅メダル4個の合計13個で、冬季大会としては、過去最多となった。

2018年2月6日

台湾で大地震

台湾の東部でマグニチュード6.4の地震が発生し、大きな被害となった。この地震による死者は17人、けが人は280人となった。

2018年2月4日

名護市の市長選挙で渡具知武豊氏が当選

アメリカ軍普天間基地の移設問題を争点とした沖縄県名護市の市長選挙で、移設を進める政権与党が支援した新人の渡具知武豊氏が、初当選を果たした。

2018年1月31日

スーパー・ブルー・ブラッドムーン

太陽と地球と月が一直線に並び、地球の影の中に月が入ることでみられる皆既月食が観測された。今回の皆既月食は、スーパームーン、ブルームーン、ブラッドムーンの3つの要素が同時に見られるスーパー・ブルー・ブラッドムーンと呼ばれ、35年ぶりのこと。

2018年1月24日

クローン猿誕生

中国(中華人民共和国)の中国科学院の研究チームが、サルの胎児から同じ遺伝情報を持つ「クローン猿」を作ることに成功したと発表した。

2018年1月23日

群馬県の本白根山噴火

群馬県草津白根山にある本白根山が噴火した。この噴火により死傷者が出た。

2018年1月21日

卓球全日本選手権で史上最年少優勝

張本選手

東京で行われた卓球の全日本選手権の男子シングルスで、張本智和選手が14歳6か月での史上最年少優勝を果たした。

2018年1月6日

無補給単独で日本人初の南極点到達

冒険家の荻田泰永氏が、南極点への単独無補給で徒歩による到達に、日本人で初の成功をした。

2018年1月6日

大阪大学が出題と採点ミス

大阪大

大阪大学は、2017年2月に行われた入学試験で、出題と採点のミスが発覚したとして、不合格とした30人を新たに合格とすることを発表した。

2018年1月5日

羽生氏と井山氏に国民栄誉賞

羽生氏と井山氏

政府は閣議で、将棋界で史上初の「永世七冠」を成し遂げた羽生善治氏と、囲碁で初めて七冠独占を2度達成した井山裕太氏への国民栄誉賞の授与を決定した。

2018年1月2日・3日

箱根駅伝で青山学院が4連覇

第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が行われた。青山学院大学が総合優勝し、4連覇を達成した。

2017年12月22日

日本の出生数の推計は94万1000人

厚生労働省が、2017年の人口動態統計の年間推計を発表した。これによると、出生数の推計は94万1000人で、調査開始以来過去最低となる見込み。

2017年12月20日

豊洲市場の開場を正式決定

豊洲市場

東京都と築地市場の業界団体との協議会が開かれ、豊洲市場の開場日を2018年10月11日とすることで正式に決定した。

2017年12月17日

金井宣茂宇宙飛行士、宇宙へ

金井宇宙飛行士

日本人宇宙飛行士の金井宣茂さんを乗せた宇宙船「ソユーズ」が、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。また、19日には国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。

2017年12月15日

大谷翔平がエンゼルスに入団

大谷翔平選手

日本ハムの大谷翔平選手が、アメリカのMBLのエンゼルスと選手契約を結んだことを発表した。

2017年12月12日

「今年の漢字」に「北」

清水寺

日本漢字能力検定協会が決める2017年「今年の漢字」が京都の清水寺で発表された。漢字は「北」と発表された。

2017年12月8日

天皇陛下の退位日を閣議決定

天皇陛下

政府は、天皇陛下が退位する日を2019年4月30日とすることを閣議決定した。皇太子さまが、2019年5月1日に即位されることとなった。

2017年12月6日

イスラエルの首都にエルサレム

アメリカのトランプ大統領はホワイトハウスで、エルサレムをイスラエルの首都に認定すると表明した。エルサレムはユダヤ教・イスラム教・キリスト教にとって聖地とされており、この表明によって中東情勢の悪化が懸念される。

2017年12月1日

天皇陛下の退位時期が決定

天皇陛下が退位される時期について皇室会議が開かれ、2019年4月30日に退位し、5月1日に皇太子さまが即位される日程で決定となった。

2017年11月29日

北朝鮮が弾道ミサイルを発射

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)がICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射した。ミサイルは約53分間飛び続け、青森県の西約250㎞の日本海に落下した。北朝鮮の発表では、ミサイルは新型の「火星15」でアメリカ本土を攻撃できるとしている。

2017年11月21日

米国が北朝鮮をテロ支援国家に再指定

アメリカ合衆国が北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)をテロ支援国家に再び指定し、追加制裁を発表した。

2017年11月20日

国産量子コンピューター試作機公開

量子コンピューター

スーパーコンピューターを超える高速計算を実現する「量子コンピューター」の試作機を、国立情報学研究所などが開発し、無償の利用サービスを始めることを発表した。試作機は、公開の後改良につなげ、2019年度末までに国産での実用化を目指す予定。

2017年11月18日

COP23閉幕

COP23

ドイツのボンで開かれていた気候変動枠組み条約第23回締約国会議(COP23)が閉幕した。地球温暖化の対策について話し合われ、2020年以降の地球温暖化対策に、国際的な枠組みである「パリ協定」の下での各国の取り組みを検証する制度を、2018年に先行して試行することで合意した。

2017年11月14日

小池百合子氏が希望の党の代表辞任

希望の党の小池百合子氏が代表辞任を表明した。これにより、新代表に玉木雄一郎が就任することになった。

2017年11月5日

トランプ大統領来日

トランプ大統領

アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領が来日した。首脳会談では、北朝鮮問題や貿易問題などが話し合われた。また、トランプ大統領の来日に先立ち、長女で大統領補佐官のイヴァンカ氏も来日している。

2017年11月4日

ソフトバンクホークスが日本一

プロ野球の日本シリーズが行われ、福岡ソフトバンクホークスがDeNAを下し、2年ぶり8度目の日本一に輝いた。

2017年11月1日

特別国会が開催、98代首相に安倍晋三氏

国会

特別国会が開かれ、自民党総裁の安倍晋三氏が第98代内閣総理大臣に選出された。また、第4次安倍内閣が発足し、全閣僚が再任された。

2017年10月22日

衆議院選挙で自民党が圧勝

衆議院議員の選挙の投開票が行われた。自民党と公明党の連立与党が衆議院の3分の2である310議席を確保した。野党第一党に、立憲民主党がなった。

2017年10月12日

アメリカがユネスコを脱退

ユネスコ

アメリカ合衆国の国務省が、ユネスコ(国連教育科学文化機関)からの脱退を発表した。脱退時期は、2018年末と見られる。また、これに連動して、イスラエルもユネスコからの脱退を表明した。脱退の主な理由として、ユネスコの「反イスラエル的」な姿勢をあげている。

2017年10月6日

ノーベル平和賞に「ICAN」

ノーベル賞

ノーベル平和賞が発表された。受賞は、核兵器の廃絶などを訴えるNGO(非政府組織)である「ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)」となった。ICANは、スイスのジュネーブに本拠を置くNGOで、2017年7月に国連で採択された「核兵器禁止条約」などで、各国に核兵器廃絶を呼びかける活動を続けてきた。

2017年10月5日

ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏

ノーベル賞

ノーベル文学賞が発表された。受賞者は、「わたしを離さないで」「日の名残り」などの作品を発表している長崎生まれの日系英国人カズオ・イシグロ氏となった。

2017年10月2日

民進党の枝野代表代行が「立憲民主党」結成

立憲民主党

民進党の枝野幸男代表代行は記者会見を開き、希望の党への合流に反発する党内左派やリベラル系前衆院議員と新党「立憲民主党」結成を表明した。

2017年10月1日

スペインのカタルーニャ自治州の独立を問う住民投票

スペイン北東部のカタルーニャ自治州は、独立の是非を問う住民投票を行った。賛成票が全体の9割を超えたとして勝利宣言を行った。この投票に際し、スペインの中央政府は住民投票は憲法違反として認めず、投票阻止のために数千人の警官隊を派遣し、住民との間で衝突が起こった。800人以上の負傷者が出たとのこと。

2017年10月1日

アメリカ史上最悪の銃乱射事件

鉄砲

アメリカ合衆国のネバダ州ラスベガスで、銃による乱射事件が発生した。58人が死亡、515人が負傷したとのこと。アメリカにおける銃乱射事件としては、史上最悪の死者数となった。

2017年9月28日

衆議院が解散

臨時国会で、憲法第7条に基づき衆議院が解散された。

2017年9月27日

「希望の党」が結党

希望の党

小池百合子東京都知事が代表を務める「希望の党」が結党した。基本方針と綱領を併せて発表した。

2017年9月25日

パンダの名前がシャンシャンに決定

パンダ

6月に誕生した上野動物園のジャイアントパンダの赤ちゃんの名前が「シャンシャン(香香)」に決定した。

2017年9月19日

メキシコで大地震発生

メキシコでマグニチュード7.1の強い地震が発生した。地震にともなう建物の倒壊などで、死者数は300人を超えた。

2017年9月18日

広島東洋カープがリーグ優勝

広島球場

広島東洋カープが阪神タイガースを破り、セ・リーグの8度目のリーグ優勝を決めた。広島東洋カープは2連覇を達成した。

2017年9月16日

福岡ソフトバンクホークスがリーグ優勝

福岡ドーム

福岡ソフトバンクホークスが埼玉西武ライオンズを破り、18度目のパ・リーグのリーグ優勝を決めた。

2017年9月15日

北朝鮮が弾道ミサイルを再び発射

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が中距離弾道ミサイルを1発発射した。ミサイルは北海道上空を通過し、襟裳岬の東の沖合約2200キロメートルの太平洋上に落下したと見られる。

2017年9月9日

桐生祥秀選手が日本人初の9秒台

桐生選手

福井県で行われた陸上の日本学生対校選手権の男子100メートル決勝で、桐生祥秀選手が、日本初の9秒台となる9秒98(追い風1.8メートル)で優勝した。

2017年9月3日

眞子さまと小室さんの婚約が内定

眞子さまと圭さん

秋篠宮家の長女眞子さまと小室圭さんの婚約が内定し会見が行われた。

2017年9月3日

北朝鮮が6回目の核実験

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が6回目の核実験を行った。これに対し、北朝鮮は、「大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水爆実験に完全に成功した」とする声明を発表している。

2017年9月1日

民進党代表に前原氏

前原誠司

民進党で代表選出の選挙が行われ、前原誠司氏が民進党新代表に選出された。

2017年8月29日

北朝鮮が弾道ミサイルを発射、日本上空を通過

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が、中距離弾道ミサイル「火星12」を発射。弾道ミサイルは、北海道・襟裳岬上空を通過し、襟裳岬の東1180キロの太平洋上に落下した模様。

2017年8月23日

全国高校野球選手権大会で花咲徳栄高校が初優勝

甲子園

全国高校野球選手権大会の決勝戦が行われ、埼玉県の花咲徳栄高校が広島県の広陵高校を14-4で破り、埼玉県勢として初の優勝を果たした。

2017年8月16日

水俣条約発効

水俣

世界の74カ国が締結して、「水銀に関する水俣条約」が、発効した。この条約は。水俣病の教訓を活かし、水銀による健康被害や環境汚染の防止を目指すことが目的。

2017年8月10日

北朝鮮が「グアム沖に弾道ミサイル」発射計画を発表

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の軍が、中距離弾道ミサイル「火星12」4発を米領グアム島沖に打ち込む計画を明らかにした。

2017年8月3日

第三次安倍改造内閣発足

内閣改造

安倍内閣総理大臣は、内閣改造を行った。

2017年7月28日

稲田防衛大臣が辞任

稲田朋美

稲田朋美防衛大臣が、南スーダンでの国連の平和維持活動(PKO)の日報をめぐる問題の責任を取り辞任を表明した。後任として岸田文雄外務大臣が就任した。

2017年7月27日

民進党の代表蓮舫氏が代表辞任を表明

村田蓮舫

民進党の蓮舫代表は、代表を辞任することを表明した。

2017年7月19日

芥川賞、直木賞が決定

第157回芥川龍之介賞、および直木三十五賞の選考会が東京・築地の新喜楽で行なわれ、「芥川賞」に沼田真佑氏の「影裏」、「直木賞」に佐藤正午氏の「月の満ち欠け」が選出された。

2017年7月9日

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群が世界遺産に決定

沖ノ鳥

ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会が、福岡県の「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群を、一括して世界遺産に登録することを決めた。当初は、九州本土側の4つの遺産を除外するように勧告を受けていたが、一転一括登録されることが決定した。

2017年7月6日

日欧EPA大枠合意

EPA

安倍晋三首相は、欧州連合(EU)のトゥスク大統領、ユンケル欧州委員長とブリュッセルで定期首脳協議を行い、経済連携協定(EPA)の交渉で大枠合意したことを宣言した。発効時期は2019年になる予定。経済連携協定(EPA)とは、締約国間での貿易上の関税の撤廃や緩和、経済取引、経済制度、サービス・投資・電子商取引などに関する連携強化・協力の促進のための条約のこと。

2017年7月4日

北朝鮮が大陸間弾道ミサイルを発射

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が、大陸間弾道ミサイル(ICBM)である「火星14」の発射実験を行った。

2017年7月2日

東京都議会議員選挙で自民党が大敗

小池百合子

東京都で都議会議員選挙がおこなわれ、小池百合子都知事が率いる都民ファーストの会が55議席を獲得し、また、公明党(議席数23)を含めた小池都知事を支持する勢力が過半数を超えた。一方、自民党は告示前の57議席から23議席になり、歴史的大敗となった。

2017年5月16日

秋篠宮家の長女・眞子さまご婚約へ

眞子さま

秋篠宮家の長女・眞子さまの婚約とNHKによって報道された。お相手は、国際基督教大学時代の同級生で小室圭さん。お二人は、5年間に渡る交際を続けていた。正式な発表は、6月8日以の見通し。

2017年5月14日

中国で「一帯一路」会議がおこなわれる

一帯一路サミット

中国(中華人民共和国)の首都北京で、中国が推進する経済圏構想「一帯一路」をテーマとする初の国際会議(一帯一路サミット・一帯一路フォーラム)が開かれた。「一帯一路」とは、中国からヨーロッパに延びる「陸と海のシルクロード」に沿った大規模な経済圏をつくる構想のこと。

2017年5月9日

韓国大統領に文在寅氏

文在寅大統領

韓国(大韓民国)で、大統領選挙が行われ、「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)氏が当選、就任となった。

2017年5月7日

フランス大統領にマクロン氏

エマニュエル・マクロン大統領

フランスで大統領を決める決選投票が行われ、エマニュエル・マクロン氏(39歳)が当選。フランス史上最年少の大統領が誕生となった。

2017年5月6日

沖ノ島と関連遺産群が世界遺産に

ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関である「国際記念物遺跡会議」(イコモス)は、福岡県の「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」を世界遺産に登録するように勧告した。ただし、日本が推薦した関連遺跡のうち4件が除外となり、今後に注目が集まっている。正式な世界遺産への登録は、7月の見通し。

2017年4月26日

今村復興相が辞任

今村雅弘復興相

今村雅弘復興相(復興担当大臣)は、東日本大震災の被害に関し「まだ東北で良かった」と発言したことの責任として、辞任を表明した。後任には、福島県選出の吉野正芳氏が就任した。

2017年4月10日

浅田真央選手引退

浅田真央選手

女子フィギュアスケートの浅田真央選手が自身のブログで引退を表明した。

2017年4月10日

約50年後の日本の人口8808万人に

国立社会保障・人口問題研究所は、「日本の将来推計人口(平成29年推計)」を発表した。推計によると、2065年には、合計特殊出生率は1.44、総人口は約8,808万人になるという予測だった。また、老年人口割合(高齢化率)は、2015年の26.6%から、2065年には38.4%へ上昇するということも発表した。

2017年4月7日

アメリカがシリアをミサイル攻撃

アメリカ軍が、シリアでアサド政権がによる化学兵器(毒ガス)の使用への対抗措置として、シリア国内の空軍基地に向けて巡航ミサイル59発を発射した。

2017年4月1日

選抜高校野球、大阪桐蔭が優勝

第89回選抜高校野球大会の決勝は、史上初となる大阪勢同士の対決となった。結果は、大阪桐蔭が履正社を8―3で下し、5年ぶり2度目の優勝を果たした。

2017年3月29日

イギリスがEU離脱を正式通知

イギリス政府は、EU(ヨーロッパ連合)に、離脱を正式に通知しました。

2017年3月22日

WBCでアメリカが初優勝

WBC(ワールドベースボールクラシック)の決勝が、アメリカ合衆国のロサンゼルスにあるドジャースタジアムで行われ、アメリカがプエルトリコを8-0で下して悲願の初優勝を果たした。日本は、準決勝でアメリカに破れ、2年連続のベスト4となった。

2017年3月12日

サウジアラビア国王が来日

サウジアラビアのサルマン国王が、国王として46年ぶりに来日した。訪問団は1000人を超え、ハイヤー500台に高級ホテル1200室と桁違いの来日となった。

2017年3月10日

韓国大統領が罷免される

朴槿恵元大統領

韓国(大韓民国)の大統領である朴槿恵(パククネ)氏が、韓国の弾劾裁判所の裁判官による全員一致で罷免され、任期を1年残したまま大統領職を失職となった。この後は、60日以内に大統領選挙が行われ、次の大統領が決まる予定。

2017年3月6日

北朝鮮によるミサイル発射

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が、4発の弾道ミサイルを発射した。朝鮮人民軍はkのミサイル発射は、「在日アメリカ軍を目標とした訓練だった」ということを明らかにした。