• 中学2年生
  • 前期期末テスト

化学変化

化学変化では、原子の暗記はもちろんのこと、化学反応式や質量保存の法則などの基本的な知識が幅広く出題されます。ただし、暗記には頼らず、練習量を積んで、正しく理解しておくことが必要です。モデルなどの利用もできるようにしておきましょう。

化学変化

ある物質が、全く別の性質の物質に変わること。

分解

1つの物質が、2つ以上の物質に分かれること。

化合

2つ以上の物質が、1つの物質になること。

質量保存の法則

化学変化の前と後とで、原子の数が変わらないこと。

次の問いに答えなさい。

酸化銀の色を答えなさい。

黒色 ふつう、酸化物は黒色である。

酸化銀を加熱した後の固体の名前を答えなさい。

銀 加熱によって、酸素と銀に分解した。

炭酸水素ナトリウムの加熱実験で、注意しなければならないことを2つ挙げなさい。

・炭酸水素ナトリウムの入った試験管の口を少し下げておく / ガスバーナーを消す前に、石灰水の中からガラス管を抜いておく

炭酸水素ナトリウムを加熱すると水が発生しますが、水とたしかめるにはどうすればよいか。

塩化コバルト紙を使用する

水の電気分解をするために、あらかじめしておくことは何か。

うすい水酸化ナトリウム水溶液を加えておく

化学実験のポイント

化学変化を調べるために、様々な実験を行います。実験のポイントをおさえておきましょう。

分解実験

酸化物を加熱することで、酸素と金属などに分解すること。酸化物は黒いが、分解することで、金属特有の色に変わる。また、金属としての特徴もたしかめられる。

気体や液体の確認

出てきた液体や気体が何の物質かをたしかめる必要があります。水であれば、塩化コバルト紙。酸素であれば、火のついた線香、といったように、それぞれのたしかめ方をおさせておきましょう。

電気分解

水の電気分解では、うすい水酸化ナトリウム水溶液などを加えることで、不導体である水に電気を流し、分解することができます。+極に集まる物質、-極に集まる物質を正しく把握しておきましょう。

次の問いに答えなさい。

水素の原子の記号を答えなさい。

H

カルシウムの元素記号を答えなさい。

Ca

Agの原子名を答えなさい。

酸素の化学式を答えなさい。

O2

鉄の化学式を答えなさい。

Fe

NH3の物質名を答えなさい。

アンモニア