• 中学3年生
  • 前期期末テスト

平方根

平方根は、今後の数学の基本となる範囲といえます。特に根号の計算は、この後に学習する2次方程式、2次関数、三平方の定理と使いますので、必ずできるようにしましょう。根号の計算ですが、根号の積や商はわかりやすいのですが、根号の和と差は根号の中の値が同じでないと計算できません。根号はπや文字と同じと考えるとよいでしょう。また、根号の中の数字を簡単にして、a√bの形にすることができます。解答では必ずa√bの形にできるときはしなくてはいけません。このa√bに簡単な数になおすところが平方根のポイントです。何度も練習しておきましょう。また、平方根は、平方数(2乗の数)を整数にできますので、9=32, 81=92, 169=132など覚えておくとよいでしょう。ヴィストの計算のプリントや解法集、学校の問題集などを使いよく練習しておきましょう。

平方根

2乗するとaになる数を、aの平方根といいます。例えば、16の平方根は±4です。

根号

記号√のことです。

平方根の大小

正の数a,bについて、
a<bならば、

循環小数

ある桁から先が同じ数字の列が無限に繰り返される小数のことです。例えば、0.273737373…のような数です。

有理数

整数mと0でない数のnを使って、分数

の形に表される数。

無理数

有理数でない数。

学校の定期試験では、語句や語句の意味もよく出題されていますので、テスト前に確認しましょう。

次の平方根を求めなさい。

25

±5

±

48

±4

次の根号を簡単にしなさい。

16

49

64

100

12

18

20

32

45

48

50

75

次の計算をしなさい。

×

18
÷

×4
21

56

2÷

÷

10

+3

+2
-3

-4-

12
75
27

(
)2

5+2

(
-2)(
+2)

(
-3)(2
+1)

9-5

√2=1.414 として、次の値を求めなさい。

18

4.242

20000

141.4

0.02

0.1414

次の問いに答えなさい。

n<
52
<n+1 を満たす自然数nを求めなさい。

4≦
≦5 を満たす自然数xが何個あるか求めなさい。

10個

18a
の値が自然数になるような自然数aのうち、最小のものを求めなさい。

x=
+5 のとき、x2-10x+25 の値を求めなさい。

2次方程式

2次方程式も平方根と同様に、今後の数学でも使いますので、必ずマスターしておきましょう。一見、2次方程式は難しく見えますが、解法は3種類しかありません。まず、方程式がxの2乗のみの式の場合は、「x2=数字」の形に変形すれば「x=±√数字」となります。xの2乗だけでなく、xの1次式も含まれる場合は、因数分解ができれば因数分解を行って解きます。因数分解ができない場合は、解の公式を用います。この手順で解けば必ず解けますので、くじけずに練習を積みましょう。2次方程式は、因数分解と平方根を用いますので、因数分解や平方根が苦手の際は、前の範囲に戻って練習しましょう。

2次方程式

移項して整理すると、(xの2次式)=0 という形になる方程式をいいます。一般に、
 ax2+bx+c=0
で表されます。

解の公式

2次方程式 ax2+bx+c=0 の解は

 x=

-b±
2-4ac
2a

次の方程式を解きなさい。

2=25

x=±5

3x2=36

x=±2

2-6x=0

x=0,6

2-x-6=0

x=-2,3

2+8x+16=0

x=-4

9x2-12x+4=0

x=

2+3x-2=0

x=-2±

2x2+8x+2=0

x=

-3±
17

2(x2+x+2)=-x+3

x=-1,-

次の問いに答えなさい。

2次方程式 x2-ax+8=0 の解の1つが2であるとき、aの値ともう1つの解を求めなさい。

a=6, もう1つの解は4

次の問いに答えなさい。

ある自然数を平方した数に12を加えると、もとの数の7倍になりました。このとき、この自然数を求めなさい。

3と4