• 中学1年生
  • 後期期末テスト

物質

物質では、気体・液体・固体について学びます。ただし、それぞれに特徴があり、特に、物質では実験によって特徴がわかるため、実験の仕方も身につける必要があります。実験器具の取り扱いや作図の他、グラフの見方も正しく身につける必要があります。

実験器具の取り扱いを正しく把握しましょう!

試験管の振り方

試験管に液体を入れる場合、

の量にします。また、試験管に液体を入れて振る場合は、試験管の底を小刻みに振るように揺らします。

試験管の洗い方

ブラシを用いて洗いますが、試験管はうすいガラスでできているため、試験管の底を突き破らないように注意が必要です。洗った後は、試験管立てに逆さにして乾かします。

乳ばち・乳棒の使い方

粉末を混ぜたりするときに使用しますが、上からたたいたりせず、乳棒を回しながら混ぜます。

丸底フラスコの洗い方

試験管を洗うのと同じブラシを使用しますが、丸底フラスコは丸い形をしているため、側面を磨く際はブラシの先端を曲げ、ブラシを回すように洗います。

ゴム栓へのガラス管の通し方

ゴム栓のガラス管が通る部分を水で濡らし、通りやすくしてからガラス管を布で包んだ状態で、できるだけゴム管に近いところを持ち、ガラス管を回しながらゴム栓に対して垂直に押します。

液体薬品のとり方

薬品の入ったビンにはラベルがついていますが、薬品によってラベルが見えなくなることを防ぐために、ラベルを上にした状態でビンを傾けてビーカーなどに移します。移す際は、液体がガラス棒に伝わるように少しずつ注ぎます。

ピペットを用いた液体薬品のとり方

こまごめピペットで薬品を吸い上げる場合、親指と人指し指でゴム球を押しつぶしたまま薬品につけ、親指の力を抜いて吸い上げます。また、薬品のついた先端部は、薬品がゴム球を破損させる恐れがあるので、決して上向きにはせず使用します。

固体薬品のとり方

薬さじを用いて薬品を取り出します。その際に、薬品を置く所には薬包紙を置き、試験管などに移す場合は、試験管の底の方へ入れるようにします。また、薬品の入ったビンの栓は横向きに置くと転がるため、上向きに置きます。

次の問いに答えなさい。

薬品が目に入らないようにするために、必ず装着する目を守る道具を答えなさい

安全眼鏡

アルカリ性の水溶液のような目に入ると非常に危険な液体が目に入った場合、どのように対処すればよいか

多量の流水で洗い流す

蒸留の実験で、冷やして液体を取り出す試験管内で気をつけなければならないことは何か

液体の逆流を防ぐため、ガラス管が液体についていないか確認する

試験管に入れた液体を加熱する際に気をつけなければならないことをを挙げなさい

・試験管の口を人の方に向けない  ・試験管を振りながら加熱する  ・炎の先から

くらい下で熱する  ・沸騰石を入れてから加熱する

集気びんの中に燃焼さじを入れて加熱する際に、危険がないよう集気びんにしておくは何か

集気びんの底に水や砂を入れておく

ガスバーナーに火を点ける前に確認しておくことは何か

空気調節ねじ、ガス調節ねじがしまっていることを確認する

ガスバーナーの火の色として、適切な状態はどういう状態か

青い炎である状態

いろいろな物質とその性質

物質と物体を区別します。区別の仕方として、色やにおいの違いを見る他、燃焼させたり、水に溶かしたりすることで、物質を特定することができます。名称がよく問われるので、言葉の意味とともに正しく理解することに努めましょう。

物質のそれぞれの特徴を正しく把握しましょう!

物体

使う目的や形などでものを区別した時の名前のこと。
<例>液体を注ぐもの→コップ

物質

材料によって物を区別した時の名前のこと。
<例>コップを形づくる物質→ガラス・プラスチックなど

有機物

炭素を含む物質のこと。有機物かをたしかめるには、燃焼した際に二酸化炭素の有無などが代表的です。砂糖やかたくり粉の他、ろうやプラスチックなどが有機物です。二酸化炭素は炭素を含みますが、無機物として扱います。

無機物

有機物以外の物質のこと。食塩は燃焼しないため、二酸化炭素が発生しません。また、鉄など燃焼させても二酸化炭素の発生しないものが代表的です。

金属

金属は、電気を通したり、磨くと光ったり、叩くと延びる・薄くなるといった性質があります。中には磁石に引き付けられるものもありますが、アルミニウムや銅などは磁石につかない点から、金属全般には当てはまらない特徴といえます。

非金属

非金属は、ガラス・プラスチック・木・ゴムといった物質を指します。プラスチックなどは、石油を原料として人工的に合成した物質で、加工しやすい、電気を通さない、さびないなどの特徴から、身の回りでよく使用されています。

密度

てんびんなどではかる物質そのものの量のことを質量といい、これに、メスシリンダーなどで測った体積を用いることで各物質のもつ特有の体積当たりの質量〔g/㎝3〕(グラム毎立方センチメートル)を求められます。これによって、物質の特定が可能です。

次の問いに答えなさい。

デンプンを試験管にとり、水を加えてよく振り、とけるかどうかを調べた場合、デンプンは水に溶けるか

溶けない

砂糖を試験管にとり、ガスバーナーで加熱するとどうなるか

こげる

砂糖を試験管にとり、ガスバーナーで加熱するとどうなるか

変化しない(液体になる)

砂糖やデンプンのように、加熱するとこげ、炭素を含む物質のことを何というか

有機物

食塩や金属、酸素、水、ガラスのように、炭素を含まない物質を何というか

無機物

いろいろな気体とその性質

わたしたちの身の回りには空気があります。空気は、さまざまな気体の混合物です。空気中に含まれる各気体の割合をはじめ、特徴や発生のさせ方を正しく把握しましょう。

各気体の実験による発生のさせ方を正しく覚えておきましょう

酸素

酸素の入った試験管に火のついた線香を近づけると、線香が炎を上げて、激しく燃えます。酸素自体は燃えませんが、物が燃えるのを助けるはたらきがあります。また、色やにおいはなく、水に溶けにくいことから、水上置換法で集めることができます。

二酸化炭素

二酸化炭素は、石灰水を白く濁らせる性質があり、判別しやすい気体です。酸素同様で色やにおいはなく、空気より少し重いため下方置換法で集めるのに適しています。また、水に少し溶け、水溶液は酸性を示します。

アンモニア

水に非常に溶けやすく、水溶液はアルカリ性を示します。また、特有の刺激臭があり、有毒です。アンモニア帥を加熱したり、塩化アンモニウムと水酸化カルシウムの混合物を加熱することで発生させることができます。

水素

非常に軽い気体で、色やにおいはなく、水にとけにくい性質を持っています。亜鉛・鉄・マグネシウムなどを塩酸に加えることで発生させることができます。また、水素を入れた試験管に火のついたマッチを近づけると、爆発して、水ができます

窒素

空気中に最も多く含まれている気体で、色やにおいはなく、水にとけにくい性質をもっています。ものを燃やすはたらきがなく、他の物質と結びつかないため、食品の容器などにつめられ、品質維持に使用されています。

次の問いに答えなさい。

空気中の酸素の割合はどれだけか

約20%

二酸化炭素は、石灰石に何を加えて発生させるか

うすい塩酸

炭酸水素ナトリウムを加熱すると、どんな気体が発生するか

二酸化炭素

発生した酸素はどのようにして集めるか

水上置換法

水素は亜鉛に何を作用させて集めるか

うすい塩酸

発生したアンモニアは、どのようにして集めるか

上方置換法

水溶液の性質

水溶液とは、液体に、物質を溶かしたものを指します。「溶けた」とは、非常に細かい粒となり、水の粒よりも小さくなるため、反対が透けて見えることを指します。さまざまな水溶液の性質とともに、覚えていきましょう。

物質が水に溶ける際のポイントがたくさんあります

溶質

水に溶けている物質のことを指します。
食塩水の場合→食塩

溶媒

溶質を溶かしているものを指します。水溶液とは、溶質を水に溶かしたものをいいます。

溶液

溶質が溶媒に溶けている液のことを指します。特に、水に溶かしている溶液を、水溶液といいます。

水溶液の性質

透明であることとどの部分の同じ濃さであることが性質です。牛乳や味噌汁など、反対側が透けて見えないものは、水溶液とは言えません。

質量パーセント濃度

いわゆる溶液の濃さを示すもので、溶液の質量に対する溶質の質量の割合を指します。

溶質の質量〔g〕
溶液の質量〔g〕
×100で求めます。溶液の質量は、溶媒〔g〕+溶質〔g〕で求めます。

飽和

溶媒に、それ以上溶質が溶けない状態を指します。また、その水溶液のことを飽和水溶液といいます。

溶解度

水100gに物質を溶かして飽和水溶液にした時のとけた溶質の質量〔g〕の値を指します。

結晶

水溶液からできるもので、物質ごとに特有な規則正しい形をした固体のこと。

再結晶

物質を一度、溶媒に溶かしてから、溶液の温度を下げたり、溶媒を蒸発させることで結晶を取り出すこと。ゆっくり温度を変えることで、大きな結晶となります

次の問いに答えなさい。

溶液の特徴を2つ挙げなさい

透明である/濃さが均一である

物質が溶けて、溶液になることを何というか

溶解

50gの水に、50gの砂糖を溶かした時の濃度はいくらか

50% 

50g
100g(砂糖+水)
×100で求めます

溶質を溶けるだけ溶かした水溶液を何というか

飽和水溶液

物質の状態とその変化

身の回りの物質は、その状態から固体・液体・気体に分けることができます。これらは、温度によって変わり、状態変化と呼びます。また、各温度の変化にも名称がついていますから、特徴と併せて正しく覚えましょう。

状態変化について、正しく把握しましょう

融解

固体が液体になる状態変化のこと。

凝固

液体が固体になる状態変化のこと。

凝縮

気体が液体になる状態変化のこと。

昇華

固体から気体、気体から固体になる状態変化のこと。

沸点

液体が沸とうして気体に変化するときの温度のこと。物質によって異なります。

融点

固体が溶けて液体に変化するときの温度のこと。物質によって異なります。

蒸留

液体を沸とうさせて、出てくる気体を冷やし、再び液体にして集めることを指します。これにより、混合物中の物質の沸点のちがいから、物質を分離させることができます。

次の問いに答えなさい。

一定の体積と形をもち、力を加えても形の変わらないものは、液体・気体・固体の中でどれか

固体

一定の形や体積を保てないものは、液体・気体・固体の中でどれか

液体

密度の単位を答えなさい

g/㎝3(グラム毎立方センチメートル)

体積が5.0㎝3、質量が8.8gの物質の密度を答えなさい

8.8÷5.0=1.76≒1.8g/㎝3

砂糖水や食塩水は、純物質と混合物のどちらか

混合物 砂糖水は、砂糖+水で、食塩水は、食塩+水

食塩水の水を食塩と分けるには、どのような方法がよいか

蒸留

光の性質

光は、直進し、反射や屈折する特徴を持ちます。ただし、それらの特徴には、成立する条件があります。正しく理解し、作図などの練習を積んでおくことが必要です。

光の性質を正しく覚えましょう

光の直進

光が真っ直ぐ進むこと。

光の反射

鏡のような物質に光が当たる時、鏡に対して垂直な線に対して入射光が作る角度と、反射光が作る角度が等しくなる現象のこと。

光の乱反射

紙のような物質に光が当たる時、光が一定の方向へ反射せず、様々な方向へ反射し、人間の目には反射しないように見える現象のこと。

光の屈折

光が、空気中から水中、空気中からガラス中などのように、進む物質を変える際に、表面に対して垂直な線に対して、空気中での角度が空気以外での角度よりも常に大きくなるため、進む方向が変わって見える現象のこと。

光の全反射

光が、水中(ガラス中)から空気中へ進む際に、一切の光が空気中へ抜けない現象のこと。

次の問いに答えなさい。

光の反射の法則で、入射角と反射角はどちらが大きいか

同じ大きさ

光が空気中からガラスの中に入る時、入射角と屈折角とでは、どちらが大きいか

入射角

屈折角が90°以上になるときの光の進み方を何というか

全反射

とつレンズの光軸に平行な光がレンズで屈折して、光軸と交わる所を何というか

焦点

とつレンズで虚像ができるのは、物体がどこにある時か

レンズと焦点の間

音の性質

音は、光と同様、波の形で伝わります。それだけでなく、布などに当たれば吸収され、水の中や温度の変化によって進む速度が変わる性質があります。音の反射なども定期テストに出題されやすい範囲です。

音の伝わり方について学びましょう

音の波形

音は目に見えませんが、オシロスコープという機械を通すことで、波の形で視覚的にとらえることができます。

波長

音をオシロスコープで確認すると、波の山から山までの間隔が狭いほど高い音が出ていることがわかります。この山から山までの長さのことを波長といい、音の高さを決める要素となっています。

振幅

音をオシロスコープで確認すると、波が上下に動いているのがわかります。上の山から下の山までの長さのことを振幅といい、音の大きさを決める要素となっています。

振動数

モノコードと呼ばれる一本の弦が振動する場合、1秒間に何回振動したかを振動数といい、この回数が多いほど高い音が出ます。

音の速さ

音は、340m/秒で進むことがわかっています。気温によって速度が変わり、高温ほど速度が増します。

次の問いに答えなさい。

音の三要素を答えなさい

・音の大きさ  ・音の高さ  ・音色

音は、液体内で伝わるか

伝わる

モノコードの弦の長さを短くしたら、音の波形の何が変わるか

波長

弦を強くはじくと波形のどこが変わるか

振幅

モノコードが出す音の高さを変える時、モノコードをはじく長さを変える他に、何を変えればよいか

モノコードを張る強さ