• 中学2年生
  • 後期期末テスト

枕草子

清少納言が、日ごろ感じたことを書いた平安時代の随筆です。

うつくしきもの

清少納言がかわいらしいと思ったものとして、幼児の顔を挙げています。細かに顔の描写をしているので、何を指しているのかを把握しながら読み進めましょう。

春はあけぼの

清少納言の思う四季のそれぞれの良さをまとめています。それぞれの季節の何が良い所なのかを読み取りましょう。

次の言葉の意味を答えなさい。

ちご

幼児、乳飲み子など

尼そぎ

当時の尼僧の髪型

ねず鳴き

ねずみの鳴き声

うつくし

小さいものなどを可愛らしいと思う気持ち

をかし

趣(おもむき)がある、かわいらしい、美しい、興味深いなどの意味

あけぼの

明け方、夜明けなど

やうやう

ようようと読ませ、意味はだんだん

いと

とても、と強める意味

あはれ

しみじみとしている、ものがなしいなどの意味

つとめて

早朝のこと

徒然草

兼好法師が鎌倉時代に書いた随筆のこと。趣深いことを書いた文章です。

仁和寺8にんなじ)にある法師

仁和寺にいる僧侶の失敗談が書かれています。岩清水八幡宮を拝もうと旅行したが、ある勘違いから、岩清水八幡宮を参拝しないまま帰ってきてしまった、という話です。

ある人、弓射ることを習ふに

矢の撃ち方を習っている場面で、どのように撃つべきかを理由とともに教えられている一場面です。教訓用いられます。

次の言葉の意味を答えなさい。

心うく覚えて

残念に思って

かばかり

これだけのものという意味

年ごろ

長年の間

何事かありけん

何があったのだろうか

先達

その道の指導者や案内者のこと

あらまほしき

あってほしいものであるという意味

やうやう

ようようと読ませ、意味はだんだん

係助詞

ぞ・なむ・や・か・こそ、などの言葉が文中にある場合、強調する表現となり、文末が已然形などに変わる言葉のこと

諸矢

二本一組の矢のこと

なほざり

おろそかにしてしまうこと

懈怠(けたい)

怠け心のこと